「潜在意識という言葉は良く聞くけど、顕在(けんざい)意識のほうは正確にどんな意味なんだろう?」
「顕在意識と潜在意識の違い、何となくはわかるけど、詳しく正しい情報を知りたい」
このように考えている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、「顕在(けんざい)意識」は私たちが自覚して発する考えや言葉のこと(表面化しているもの)であり、潜在意識は心の中に眠っている意識(表面化していないもの)をいいます。
ここで気を付けてほしいのは、よく言われる「顕在意識よりも潜在意識のほう」という論調は、半分正しくて半分間違っているという点です。
「顕在意識を変えても意味がないから潜在意識のほうを変えていこう」というのは、ある意味では正しいのですが、
実際のところ「顕在(けんざい)意識のほうを変えていく」というアプローチも可能なのです。
この記事では、私たちが専門としている「心理学NLP(脳と心の取扱説明書)」の観点も踏まえながら、顕在意識と潜在意識の違いや具体例、そして顕在意識を変えるための5つの方法をご紹介していきます。


もちろん、顕在意識を積極的に変えていっても、長い時間をかけて作ってきた潜在意識(思い込みや価値観など)の力は大きいため、引き戻されがちという側面はあります。
そのため、もしも今回お話しした「顕在意識を変えるための5つの方法」が上手く行かないという場合には、「潜在意識のほうも同時に変えていく」というアプローチが向いています。
最も効果が高いのは、顕在意識も潜在意識も両バサミで変えていく方法です。
「心理学NLP(脳と心の取扱説明書)」に基づいた考え方についても解説していくので、ぜひ参考になさってみてください。
心理学NLPとは?
NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学です。
自分の内面を変える手法として非常に高い評価を得ています。
成功している人の共通点を見出し、誰もが同じように高い結果を出せるように体系化したもので、コミュニケーション能力を高める方法や、目標達成に役立つスキルを学びます。
NLPについてもっと知りたい場合は「NLPとは「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学」の記事をお読みください。
目次
1.顕在意識とは

顕在意識(表面意識)とは、自分が自覚・認識することができる意識のことをいいます。
日常の中で自覚することができる意識のことで、理性や論理的に考えること、行動の判断など頭で考えている部分のことです。
顕在意識の具体例
- 「今日は家でゆっくりしよう」
- 「仕事で成果を出したい」
- 「カフェで勉強しよう」
- 「おもしろい形のビルだな」
- 「この音楽は美しい」
- 「今日は傘を持ってでかけよう」
など、などの自覚している意識で言葉にできる意識のこと
顕在意識をうまくコントロールできれば、自身の意思決定や、感情のコントロールをすることも可能になります。
自分自身の力で制御できるこの「顕在意識」は、人生を切り拓くための強力なツールになります。
しかしながら、意識的に顕在意識を変えて自分を律しようとしても、感情や突発的な行動に振り回されてしまうことがあるのも事実です。
そこで近年、「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学NLPが注目されています。
NLPを学ぶことで、顕在意識よりも行動に影響しやすい「潜在意識」など脳の仕組みを学ぶとともに、自分の思考や行動を戦略的にアップデートすることが可能になります。
2.顕在意識と潜在意識の違い

先ほど解説した「顕在意識」と必ずセットで出てくる言葉として、「潜在意識」(自覚されていない意識(無意識))があります。
【顕在意識と潜在意識の違い】
| 顕在意識 | 潜在意識 |
|---|---|
|
「昼までに上司に報告しよう」 「日曜日に動画を見よう」 「帰りに買い物をしよう」 などの自覚している意識で言葉にできる意識のこと |
自覚されていない意識。 過去の経験や価値観から形成されるもので「無意識」とも言われている。 |
| 意識の1%~3%前後を占めている | 意識の97%~99%前後を占めている |
潜在意識とは何か、そして顕在意識と潜在意識は何が違うのかを解説していきます。
2-1.潜在意識とは
潜在意識(無意識)とは、普段は意識できない心の領域や、頭に浮かんでいない隠れた領域のことをいいます。
感情や直感、本能的な欲求などは潜在意識に含まれます。
潜在意識の具体例
お得意先の事務所に初めて出向くとき、私たちは地図を確かめ、道を間違えないように考えながらたどり着きます。
これは意識(顕在意識)の働きです。
それが、何度も足を運んでいると、考え事をしながら歩いていても、自然とそこにたどり着くようになります。
これが無意識(潜在意識)の働きです。
隠れているためにあまり気づきませんが、無意識の働きはとても重要です。
また潜在意識は、過去の記憶や感情を蓄積する「記憶の貯蔵庫」とも呼ばれています。
さまざまな経験を通して、見たことや聞いたこと、感じたことなどが気づかぬうちに、潜在意識に蓄積されているのです。
潜在意識についてさらに詳しく知りたいという方は、「潜在意識とは?行動への影響と人生に与える変化を心理学のプロが解説」の記事もぜひご覧ください。
潜在意識はどのように作られるのか(心理学NLPにおける考え方)
潜在意識(無意識)は、生まれてから長年かけて作られたもので、幼少期の生育過程や過去の経験が大きく影響すると考えられています。
自分の人生に成功体験が多かったのか、トラウマ体験があるかないかなども影響します。
そして、そうした過去の経験や周りの環境などから「ビリーフ」(思い込みや価値観などを指す言葉)が作られ、どんなビリーフがあるかによって引き寄せるものや言動・行動が変わってくると考えられています。
実践心理学NLPでは、そうした自分の潜在意識の中にある「ビリーフ」や「セルフイメージ(自分に対する思い込みや評価)」、行動・思考の「パターン」を書き換えていくことで、潜在意識を自分の望むものに書き換えていくというアプローチ方法を取ります。
そうした積み重ねで、自分の人生をより良いものにしていくことを目指します。
「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる心理学NLPについて興味が湧いた方は、すでに10万人以上がダウンロードした無料レポート『人生とビジネスでステージを高める心理学NLPの秘密とは?』をぜひご覧ください。
2-2.顕在意識と潜在意識の関係性

私たちの意識には、さきほど紹介した「顕在意識」と「潜在意識」の2つの領域があると言われています。
顕在意識は、自覚できる意識の領域で、
潜在意識とは自覚できない意識の領域のことです。
また他にも、これら2つは意思決定の場面に注目したときに、及ぼす影響に違いがあります。
例えば、重要な会議の場で発言をしようとした際に、「発言をする」か「発言をしない」かを、最終的に決めるのは、顕在意識です。
その中で、意思決定の要因になるのが、過去の体験や経験を蓄積した潜在意識です。
人生の中で、
- 過去に間違った発言をして恥ずかしい思いをした
- 自分の意見を否定された
- 意見を主張して周囲から嫌われてしまった
このようなインパクトのある嫌な経験をされている方は、意見を言うことに対して、「失敗をして恥をかくことが怖い」「もう同じ嫌な経験をしたくない」と無意識に抵抗を感じ、発言を控えるかもしれません。
一方で、過去に意見を言って、褒められたり、認められたりした経験が多くある人は、会議の場で意見を主張することができるでしょう。
つまり、最終決定は顕在意識が行うが、その判断基準を作っているのは潜在意識であると言えます。
2-3.潜在意識によって顕在意識・顕在化する行動が変わる
先ほど解説した例のように、潜在意識によって顕在意識や顕在化する行動は変わります。
- 潜在意識「過去に発言して良いイメージがない」→顕在意識「発言するのはやめておこう」
- 潜在意識「発言をして褒められた良いイメージがある」→顕在意識「たくさん発言しよう」
このように、人生の中でどのような経験をしたかによって、潜在意識に蓄積される感情や思考が変わり、行動が大きく左右されるのです。
なぜこのような意思決定の場面で、過去の体験や経験が影響しているかと言うと、心の領域の1%〜3%前後が顕在意識、97%〜99%前後が潜在意識が占めているからだと言われています。
このように、どれだけ顕在意識で、自分を変えようとしたり、行動を起こそうとしても、なかなかうまくいかないのは、
過去に体験した感情や経験が蓄積されている領域である、潜在意識が気づかぬうちに大きな影響を与えているからです。
また、過去にトラウマのような衝撃的な経験をしていると、心の傷を癒やさない限り、人生や仕事の場面で意思決定をする際に、あなたも気づいていないところでマイナスな影響を与え続けるのです。
つまり、顕在意識と潜在意識の違いは、このような意思決定の場面での影響や、自覚できるか、そうでないかといった点があります。
以上のことから、顕在意識を変えると同時に、潜在意識も変えていく必要があるのです。
3.顕在意識と潜在意識が不一致だと行動を起こす際のブレーキになる
顕在意識と潜在意識の方向性が一致していないと、何か行動を起こそうとした際に強力な「心のブレーキ」がかかってしまいます。
「今年こそは目標を達成しよう」「毎日これを続けよう」と顕在意識(意志)で強く願っても、なかなか実現できない、あるいは長続きしないのは、
無意識の領域である潜在意識が反対の方向を向いているからなのです。
潜在意識に蓄積された過去のマイナスな体験や「変化を嫌う性質」が、知らぬ間にあなたの行動を阻害する要因となります。
顕在意識と潜在意識のズレが起こる例
- 新しいことに挑戦しようと思っても、無意識にYouTubeを見るなど「楽な習慣」を優先してしまう
- 勉強を始めようとしたはずが、気づくと部屋の掃除など「別のこと」を始めている
- 頭では「成功したい」と言いながら、心の奥で「失敗して恥をかくこと」を恐れて動けない
- どれほど強い意志で計画を立てても、三日坊主で終わってしまう
- 現状を変えたいと望んでいるのに、無意識に「今のままの自分」を維持しようとする
このように、顕在意識だけで「やる気」を出しても、潜在意識が別の方向を向いていれば、私たちは無意識に「やらない理由」を探し始めてしまいます。
目標をスムーズに達成し、今よりも楽に努力ができる自分へと変わるためには、これら2つの意識を一致させる必要があります。
そのためには、日常の行動を変えるだけでなく、心理学的な視点から「意識の仕組み」を学び、適切なアプローチをとることが欠かせません。
次章では、これら2つの意識を相互に書き換えるための、より具体的なメカニズムについて解説します。
顕在意識だけを変えようとしても苦戦してしまう理由
多くの人が「意志の力(顕在意識)」だけで自分を変えようと苦戦しますが、なかなか意識だけで大きな変化を得ることはできません。
その理由はいくつかあります。
1.意識の97%を占める「潜在意識」の圧倒的な力
私たちが「こうしよう」と自覚できる顕在意識は、意識全体のわずか1%~3%程度にすぎません。
残りの97%以上という圧倒的な領域を占めているのは、自覚できない「潜在意識(無意識)」です。
2.無意識に書き込まれた「プログラム」の自動作動
私たちの脳には、過去の経験や教育を通じて作り上げられた「行動プログラム」が保存されています。
顕在意識で新しい行動をしようとしても、変化を嫌う潜在意識が強力なブレーキをかけてしまいます。
3.意識の階層(ニューロ・ロジカル・レベル)の支配を受けている
顕在意識での努力は「行動」などの下位レベルに留まりやすく、その上位にある無意識下の「信念」や「自己認識(セルフイメージ)」が変わらない限り、根本的な変化は起きにくいと言えます。
それ以外にもさまざまな理由が重なり、数パーセントの顕在意識(根性論)に頼るだけでは、人生を根本から変えるには限界があります。
真の変化を手にするためには、無意識にあるプログラムそのものを書き換える体系的なアプローチが必要不可欠です。
潜在意識についてさらに詳しく知りたいという方は、「潜在意識とは?行動への影響と人生に与える変化を心理学のプロが解説」の記事もぜひご覧ください。
また、顕在意識と潜在意識のさらに詳しい知識や、潜在意識を変える方法など、脳の仕組みを知りたい方は、ぜひ「NLP体験講座」をご活用ください。

【NLP体験講座に参加した方の声(抜粋)】
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4.顕在意識の力を活用して潜在意識を変えていくことは可能
意識の9割以上を占める「潜在意識」が重視されるなか、顕在意識(意志の力)は軽視されがちです。
しかしながら、顕在意識の力を活用して潜在意識と相互に意識を変えていくことは可能です。
なぜならば、顕在意識は潜在意識という巨大な船を導く「舵(かじ)」の役割を担っているからです。
今、あなたの潜在意識にあるプログラムも、かつては顕在意識で受け取った情報や繰り返した行動の蓄積です。
つまり、入り口である顕在意識を戦略的に使うことで、後天的に潜在意識にアプローチすることができます。
反対に、潜在意識を変えることができれば、顕在意識での認識や意思決定をスムーズに変えることも可能になります。
どちらか一方だけに偏るのではなく、顕在意識と潜在意識の「相互」からアプローチしていくことが非常に重要です。
意志の力(顕在意識)で新しい行動を選択しつつ、心の土台(潜在意識)を整えていくという両面からの働きかけがあってこそ、無理なく自然に自分自身をアップデートし続けることができるのです。
心理学NLPが解き明かす「顕在意識」の戦略的活用法
心理学NLPでは、「潜在意識さえ変えればいい」とは考えておらず、積極的に顕在意識も活用したアプローチ方法を使います。
1.顕在意識で「無意識の卓越性」を解明して再現可能なモデルを作る

NLPの真髄である「モデリング」において、顕在意識は「無意識下に眠る成功の法則を、言葉や構造として解き明かす(明示化する)」という極めて高度な役割を担います。
図の「無意識的有能(黙示的)」な状態にある熟練者は、なぜ自分が卓越した成果を出せるのか、その仕組み(戦略)を自覚していません。
そこで顕在意識を使い、彼らが無意識に行っている「視線の動き」「内的対話」「微細な感覚の変化」などを観察・分析し、誰にでも扱える「モデル」として言語化します。
顕在意識によって抽出されたモデルを、再び反復によって潜在意識にインストールすることで、ただの「勘」だったものが、いつでも引き出せる「再現可能なスキル」へと変わります。
モデリングについてさらに詳しく知りたい方は、「モデリングの真の目的とは!パフォーマンスに潜む深層構造を掴む」の記事もご覧ください。
2.顕在意識でコントロールしやすい「行動」の方からもアプローチする
NLPの「ニューロ・ロジカル・レベル」という理論では、人の意識は以下の図のように階層構造になっており、ピラミッドの上位のレベルが、それよりも下位のレベルに大きく影響すると考えています。

- 上位レベル:自己認識、信念・価値観(潜在意識の領域)
- 下位レベル:能力、行動、環境(顕在意識でコントロールしやすい)
人生に決定的な影響を及ぼすのは潜在意識に近い「上位レベル」ですが、これらは意志の力だけで直接変えようとしても時間がかかる場合があります。
一方で、ピラミッドの土台となる「環境」や「行動」は、私たちの顕在意識によって今すぐ選択し、変えることができる領域です。
そのため、NLPでは潜在意識に直接働きかけるワークと同時に、顕在意識でコントロール可能な「行動」から変えていくという、上下からの「両バサミ」のアプローチを推奨しています。
ニューロ・ロジカル・レベルについては、「ニューロ・ロジカル・レベルとは?基本的な考え方と活用方法を解説」の記事もぜひご覧ください。
なお、潜在意識にあたる上位レベルを変えていくのは難しいものです。
潜在意識を変えて人生をより良いものにするためには、脳の仕組みを理解して、無意識のリソースを引き出すための体系的な技術が必要となります。
そのための方法を体系的に教えているのが心理学NLP講座です。
詳しくは「6.潜在意識を書き換えるアプローチもできると人生に大きな変化を与えやすくなる」の章でも解説するので、ぜひお読みください。
5.顕在意識を変えるための5つの方法

ここまで解説してきたように、潜在意識を根底から書き換えることは容易ではありませんが、
私たちの日常的な判断を司る「顕在意識」を整えることから始めるのは、非常に確実なアプローチです。
顕在意識で「何を選択するか」という日々の積み重ねこそが、最終的に潜在意識へ送り込まれる情報の質を決定するからです。
まずは、自分で意図的に選び取ることができる「顕在意識」のレベルから、自分自身の状態を整えていきましょう。今日からすぐに取り組める5つの方法を紹介します。
顕在意識を変えるための5つの方法
- 方法1:
良い本を読む(顕在意識に前向きな情報を与える) - 方法2:
良い環境に身を置く(外部から顕在意識に与える影響をコントロールする) - 方法3:
肯定的な自己暗示(アファメーション)をかける(顕在意識をポジティブな方向に向ける) - 方法4:
繰り返し練習する(顕在意識での反復を無意識へとつなげる) - 方法5:
心理学を学ぶ(脳の仕組みを知って顕在意識を戦略的に使う)
「これなら自分でもできそうだな」という方法を見つけてみてください。
5-1.良い本を読む(顕在意識に前向きな情報を与える)
顕在意識を変えるために、良い本を読むことは非常に有効です。なぜなら、良い本には、自分の顕在意識を変えるような言葉が多くあるからです。
どんな言葉に触れるかで、私たちの顕在意識は大きく変わります。
国民教育の師父と呼ばれ、多くの教育者に影響を与えた「森信三」も、著書の中で読書をすることを勧めています。
特に、歴史に名を刻んでいるような偉人の伝記を読むことの重要性について書かれています。
偉人の言葉や生き方を書籍から知り、自分を見つめ直す機会や意識を変えることを意識的に増やしていきましょう。
伝記を読むことが苦手だという方は、スティーブ・ジョブズや孫正義、大谷翔平など、現代の成功者と呼ばれるような人の本を読むこともオススメです。
成功者の考え方を自分の中にアップデートしていくことで、意識が徐々に変わることを体感することができるでしょう。
「何を読むか迷ってしまう」という方は、「人生を変える最強のおすすめ本102冊!一度は読むべき名著を紹介」の記事もぜひ参考にしてみてください。
また、すでに10万名以上の方がダウンロードされている、心理学NLPの無料レポート「人生とビジネスでステージを高める心理学NLPの秘密」もおすすめです。
5-2.良い環境に身を置く(外部から顕在意識に与える影響をコントロールする)
良い環境に身を置くことも、顕在意識を変えるためにとても重要です。
なぜなら、普段からどのような環境に身を置き、どんな言葉を聞くかで、人の思考は大きく変化するからです。
ネガティブな言葉を聞けば、自分自身の思考もネガティブな方向に変わります。
一方で、ポジティブな人と時間を共にすれば、思考もポジティブになるでしょう。
この記事を読んでいるあなたも、友人や同僚が誰かの愚痴を言っていた時に、一緒になって愚痴を言ってしまったり、気づいたら愚痴を言われたその人の、悪いところばかりに目がいってしまうようになった。
このような経験はありませんか?
悪い噂が一瞬で広まるように、ネガティブな言葉は、顕在意識への影響力が想像以上にあります。
そのためあなたも、意識を変えて、目標達成や自分を良い方向に変えていきたいのであれば、環境やどんな人と一緒にいるのかを考え、まずは意識的に変えていくことが必要なのです。
5-3.肯定的な自己暗示(アファメーション)をかける(顕在意識をポジティブな方向に向ける)
アファメーションとは、「肯定的な自己暗示」とも呼ばれていて、理想の自分になるために言葉を唱え続けることを言います。
アファメーション(肯定的な自己暗示)の例
- 「理想の姿に徐々に近づいている」
- 「私は目標達成するのに相応しい」
- 「何があってもうまくいく」
など、自分に肯定的な言葉を発する
アファメーションは、潜在意識を変えるための手法としても良く使われますが、同時に顕在意識を変えるためにも有効な手段です。
なぜなら、アファメーションをすることで、行動や思考をポジティブに変化させるための意識を変えることができるからです。
自分自身の思考がネガティブだと感じたときや、焦りや不安を感じているときにも効果的ですので、ぜひ実践してみてください。
アファメーションを詳しく知り、さらに意識を変えたい方は「最強アファメーションとは?驚愕の真実まで大公開!」の記事もあわせてご覧ください。
5-4.繰り返し練習する(顕在意識での反復を無意識へとつなげる)
何度も、意識(顕在意識)が変わるまで繰り返し練習をすることも、顕在意識を変えるために有効な方法です。
これを行うと、思考や行動が変わり今までできなかったことができるようになり、さらに繰り返すことで無意識でできるレベルにまで落とし込むことができます。
なぜなら、人には成長のステップがあるからです。
成長のステップ
- 意識してもできない
- 意識してできる
- 無意識でできる
例えば、自転車に乗れるようになるまでの過程をこのステップに当てはめると、初めは、自転車に乗れるようになるために、体のバランスやペダルの回し方などを意識して行っていたと思います。
そこから、転んだり、怪我をしたりしながらも、何度も繰り返し練習をして、ようやく感覚が掴めて、意識して自転車に乗れるようになります。
そして、自転車に乗れるようになってしばらくすると、ハンドル操作や足の動きなど、意識せずとも、無意識で行えるようになるのです。
このように、初めは、意識してもできなかったことも、反復を繰り返すことで、意識してできるようになり、そして無意識でもできるようになるのです。
心理学NLPにおける「学習の5段階」
先ほど4章でも触れたように、心理学NLPにおいてはこのステップをさらに細分化し、「学習の5段階レベル」として整理しています。
- 無意識的無能:知らないし、できない
- 意識的無能:知っているが、できない
- 意識的有能:意識すれば、できる
- 無意識的有能:意識しなくても、できる
- 無意識的有能に意識的有能:無意識にできることを、顕在意識で言語化・説明もできる(熟練者・指導者のレベル)
本来、私たちの脳は「一度覚えたことは無意識(オートマチック)に処理したい」という性質を持っています。
しかし、その無意識の領域に「正しい技術や思考」をプログラムするためには、初期段階で顕在意識をフル活用し、一つひとつの動きを丁寧に確認・修正しながら反復し続けるしかありません。
「根性」で頑張るのではなく、脳の仕組みを理解して潜在意識や顕在意識を賢く使うこと。これが、変化を確実なものにするためのNLP流の知恵と言えます。
5-5.心理学を学ぶ(脳の仕組みを知って顕在意識を戦略的に使う)
顕在意識を変えるために、心理学を学んで、「人はどうすれば行動を起こすのか」や「心のメカニズム」などを知ることは非常に効果的です。
仕事ができる人や何かの分野の権威などは相手だけでなく、自分自身の心の動きや、行動パターン、すなわち人の心理をよく理解していると言われています。
自分のことを知れば、否定的な感情やモチベーションを意識的に、コントロールすることもできます。
また、自分の目標達成に向けて、意識的に行動を変えることも可能です。つまり心理学を学ぶことが、顕在意識を変えることに繋がるのです。
中でも私どもが教えている「心理学NLP」では、意識だけでなく、無意識の両方を行動レベルで変えるためのアプローチ方法を学ぶことができます。
心理学NLPとは、『脳と心の取扱説明書』とも呼ばれ、目標達成に必要な思考パターンや、問題解決に必要な能力など仕事や人生に役立つ学びを得ることができます。
- 根本から意識を変えて自分の可能性を広げたい
- ネガティブな思考や行動を変えたい
- 目標達成をより確実なものにしたい
このようなことを真剣に考えている方にとって、価値のある学びになります。
心理学NLPについては、NLP無料レポートや、NLP体験講座で解説しているので、興味のある方はぜひご活用ください。
6.潜在意識を書き換えるアプローチもできると人生に大きな変化を与えやすくなる
ここまで、顕在意識を変えるために「行動」や「環境」を変えていく方法をお伝えしてきました。
これらは自分で意図的にコントロールできる取り組みやすい方法といえます。
ただ、もしあなたが「もっと人生を劇的に、しかも確実に変えていきたい」と願うなら、潜在意識という「ピラミッドの上位レベル」へのアプローチをぜひ組み合わせてみてください。
私どもがいつも心理学NLPを学ぶ皆さんにお伝えしているのは、変化を確実にするための「下から」と「上から」の両挟みの戦略です。
6-1.「下から(顕在意識)」と「上から(潜在意識)」の統合的アプローチ
人の意識には「ニューロ・ロジカル・レベル」という階層構造があります。
ここを攻略するには、2つの方向から攻めるのが効果的です。
下からのアプローチ(環境・行動・能力)
主に顕在意識を使って、具体的な行動やスキルの習得を変えていく手法です。
「何をすべきか」を明確にし、日々の行動を積み重ねていきます。
上からのアプローチ(自己認識・信念・価値観)
自分自身のセルフイメージや、何を大切にしているかといった「根っこ」の部分を改善する手法です。
ここは潜在意識の領域であり、NLPが最も得意とする分野です。
6-2.なぜ「上からと下からのアプローチ」が効果的なのか
「行動だけ(顕在意識レベル)」を変えようとしても、なかなか上手くいかない。
そんな経験はありませんか?実は、それには以下のような理由があります。
顕在意識で一生懸命行動を変えようとしても、潜在意識にある「自分はこういう人間だ」という強い信念(上位レベル)が、あなたを元の場所に引き戻そうとしてしまいます。
これがリバウンドの正体です。だからこそ、上のレベルも一緒に書き換えてあげる必要があるのです。
「根っこの信念」を整えながら、顕在意識で「行動」を積み重ねる。この両方向からのアプローチが組み合わさったとき、人は最も強く、スピーディーに変化を遂げることができるのです。
今回お話しした「上から」と「下から」の両バサみの戦略については、NLP体験講座でもさらに詳しく、わかりやすくお伝えしています。少しでも興味を持った方は、ぜひ体験しにいらしてください。


6-3.潜在意識と人との接し方を変えていけば人生が変わる
人生を本気でアップデートしたいなら、今回解説した「潜在意識」や「顕在意識」を相互に書き換えるプログラムとともに、自分に対するイメージや他者への接し方(コミュニケーション)も変えていく必要があります。
そして、その方法を会得するために最適なのが、心理学NLPです。
NLPを学ぶことで、あなたは具体的に次のような「一生モノの武器」を手にすることができます。
NLP講座で学ぶことができる内容
- 感情・思考・行動のコントロール
- 他者に対する影響力を飛躍的に高める
- 短期間に信頼関係を築く方法
- こころのしくみ(メカニズム)の理解
- 成功者に共通する『気づき』の能力を高める
- 信念の書き換え(自分を変える方法)
- ビジョンの構築(自分が人生で進む方向を発見する)
- 自分や他者の問題解決
- 成功者の思考パターンや行動パターンを身につける方法
- 成功の加速 など
この絶大な効果は、世界の歴史が証明しています。
たとえば、アメリカのオバマ元大統領やクリントン元大統領はNLPを演説に活かし、人々の心を魅了しました。
レーガン元大統領にいたっては、5人ものNLPトレーナーをつけていたと言われています。
また、世界NO.1コーチのアンソニー・ロビンズがNLPを使い、低迷していたテニスのアンドレ・アガシ選手を世界ランク1位へ導いた話はあまりにも有名です。
日本でも、あらゆる職種の方がNLPを味方に付けて「人生のステージ」を上げています。
心理学NLP講座には、20代から60代まで、学生、主婦、会社員から、医師、弁護士、経営者に至るまで、本当に幅広い層の方々が「人生をより良くしたい」という想いで集まっています。
以下に、「NLPを学んで人生が激変した」という受講生の声を、ほんの一部ですがご紹介します。
NLPで潜在意識を書き換えたことにより、倒産危機から過去最高益へV字回復
(株式会社 日本消音研究所 代表取締役社長 荒尾純平さん)
長年、赤字経営が続き倒産も覚悟するほどの苦境に立たされていましたが、心理学NLPで潜在意識のプログラムを根本から書き換えたことで状況が一変。
自分自身とスタッフの意識が劇的に変わり、業績は短期間でV字回復を果たしました。
現在では過去最高の年間業績を更新し続け、成長し続ける組織へと生まれ変わっています。
顕在意識で悩んでいた苦しみから解放され、今は確信を持って会社を経営できています。
さらに詳しくは、「NLPを学んで利益が3倍に「会社が劇的に変化!」倒産危機から過去最高益へ」をご覧ください。
NLPで営業成績30%アップと「生きやすさ」の両方を手に入れた
(大手外資系金融機関 営業職 青木さん)
目標を追いかけながらも「自分はこんなもんじゃない」と悩み、数年間ずっと苦しんでいました。
心理学NLPとの出会いをきっかけに、自分自身とのコミュニケーションを根本から変えることに成功できました。
その結果、営業成績が約3割向上しただけでなく、心に抱えていた闇が晴れ、毎日が驚くほど軽やかになりました。
今では、以前の自分からは想像もできないほど前向きで、パワフルな人生を歩んでいます。
自分を変えたいと願う方にとって、NLPは最高のツールだと確信しています。
さらに詳しくは、「営業成績が30%もアップした上に「生きやすさ」も手に入れた。人生を変えたNLPとの出会いとは?」をご覧ください。
NLPで離職率70%が10%に!組織の人材育成とコミュニケーションが劇的に変わった
(美容室・カフェ経営8店舗のオーナー 後藤さん)
組織運営(スタッフの離職や人間関係など)に3年間悩み続けていましたが、NLPを学び、社内コミュニケーションと育成法を根本から見直したことで状況を一変させることができました。
スタッフが自ら成長するようになり、新卒の離職率は70%から10%へと劇的に改善しました。
さらに、自分自身のビジョン(世界規模の有名なステージへの選出)も実現することができました。
NLPを学んでいなければ、今の目的・ビジョン・目標は見えていなかったと思います。
さらに詳しくは、「新卒の離職率70% → 10%へ大幅な改善!NLPで変わった「人材育成と社内コミュニケーション」」をご覧ください。
このほかにも、NLPで人生が変わったという受講生の声がたくさん届いています。さらに読みたいという方は、「NLPを学んで人生が激変した11名」にインタビューのページもご覧ください。
潜在意識・セルフイメージ・コミュニケーション。
これらを整えることこそ、あなたの人生を一段上のステージへと押し上げる、最も確実な戦略になります。
「潜在意識・顕在意識を本気で変えていきたい」「さらに自分の人生をよりよくしていきたい」と感じている方は、ぜひ体験講座から始めてみませんか?
7.まとめ
ここまで顕在意識と潜在意識の関係や、顕在意識を変える方法などをお伝えしました。
顕在意識を変えることができれば、あなたの経験や価値観が変わり、潜在意識に良い影響を与えることができるでしょう。
そして顕在意識よりもさらに、潜在意識は気づかぬうちに、人の心の奥深くに影響を与えます。
なぜなら潜在意識は、意識できない領域であり、心の領域の97%〜99%を占めているからです。
どれだけ、顕在意識を変えても潜在意識に問題を抱えていれば、思考や行動を変えることができず、目標を達成することも難しいです。
一方で、潜在意識と顕在意識が一致していれば、あなたの望む結果を手にすることは、今まで以上に容易になることでしょう。
そのため、顕在意識を変えると同時に、潜在意識を変えることも大切にしてみてください。

