お金に関する悩みを抱え続けるなかで「もしかしたら潜在意識が関係しているのかな?」と思い始めた方はいらっしゃいませんか?
その直感は正解です。あなたがお金の使い方や向き合い方、給料、昇給、転職などで悩んでいるのであれば、その根底には「潜在意識」が根強く影響している可能性が高いといえます。
「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれている心理学NLPにおいては、「あなたの7歳までの刷り込みによって潜在意識が影響を受け、人生で手に入れるお金の量が決められている」とされているのです。
今あなたが「欲しい分のお金が手に入らない」「お金稼ぎが下手だ」と感じている状態だとしたら、あなたの潜在意識が邪魔をしている可能性も非常に高いでしょう。
つまり、もしも潜在意識にある思い込みを変えることが出来るのならば、あなたはもっとお金を手に入れやすくなり、本来の自分が望む生活をできるようになるはずです。


この記事では、幼少期に母親から言われた「人に頼ってはいけない」というステムビリーフ(根幹的な思い込みのこと)を持っているがゆえに、
職場での評価が上がらず昇格や昇給を実現できなかったAさんの事例を紹介しながら、「潜在意識がどうお金(仕事・成功)に影響するのか」を解説していきます。
さらに、そうした潜在意識のなかでの思い込み(自分のお金や人生にマイナスを作り出している原因)を見つけて改善するための方法も3つご紹介します。
ここで紹介する方法は、心理学などを勉強していない初心者でも実践できる方法ながら、私どもが累計2.8万人以上の方に教えている「実践心理学NLP」の考えに基づく、しっかりとしたアプローチです。
ぜひ心理学をベースにした「潜在意識とお金の関係」や具体的な事例、改善するための方法を受け取っていただき、あなたのお金の悩みを解決する一助になれば幸いです。
心理学NLPとは?
NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学です。自分の内面を変える手法として非常に高い評価を得ています。
成功している人の共通点を見出し、誰もが同じように高い結果を出せるように体系化したもので、コミュニケーション能力を高める方法や、目標達成に役立つスキルを学びます。
NLPについてもっと知りたいと感じたら、「NLPとは「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学」の記事をお読みいただくか、すでに10万人以上がダウンロードした「NLP無料レポート」をぜひご覧ください。
「頑張っているのにうまくいかない」「手を抜いてないのに結果が出ない」「いつも同じようなことで腹が立ったり、苦しんだりしている」という方こそ、ぜひ最後までお読みください。
目次
1.潜在意識はお金に対する行動に大きな影響を与えている
あなたが全く覚えていないとしても、実は、小さい頃の潜在意識に刷り込まれた「お金に関する思い込み」が、「あなたの手にするお金の量」に影響すると考えられています。
なぜならば、「顕在意識」と「潜在意識」の2つのうち、私たちの意識のほとんどが「潜在意識」でできているためです。
【顕在意識と潜在意識の違い】
| 顕在意識 | 普段私たちが何かを考えたりするときに、自覚できる意識のこと 表面に見えている約1~3%が顕在意識 |
| 潜在意識 | 普段生活している中で、自覚されることが無く心の奥に潜んでいる意識 あなたが気づいていない意識のこと 残りの見えていない約97%以上が潜在意識 |
2つの意識はよく「海に浮かんだ氷山」に例えられます。
表面に見えている約1~3%が顕在意識、残りの見えていない97%以上が潜在意識です。

冒頭でお伝えしたように、「7歳までの刷り込みによって潜在意識が影響を受け、人生で手に入れるお金の量が決められている」という言葉が真実を帯びてきますね。
つまり、あなたは「潜在意識」から知らず知らずのうちに影響を受け、人生で手に入れるお金の量を決められているのです。
2.潜在意識(思い込み)がお金に与える3つの影響
潜在意識とお金の関係性・影響について理解できたところで、ここからは「具体的にどのように作用することがあるのか」を詳しく解説していきます。
本章では、あなたの現在のお金に対する考え方や実際の経済状況などを支配している、目には見えにくい影響について掘り下げていきます。
潜在意識(思い込み)がお金に与える3つの影響
- 潜在意識に「お金を稼ぐのは悪」などの思い込みがあるとブレーキがかかる
- 潜在意識に蓄積されたパターンがお金の使い方を決める
- 潜在意識にあるセルフイメージがお金との正しいかかわり方の邪魔をする
今のあなたが抱えているお金の問題は、あなたの能力不足ではなく、過去に作り上げられた思い込みやパターンが原因かもしれません。
ご自身の普段のお金の使い方や、ふとした瞬間にご自身をセーブする「心の声」をイメージしながら読み進めてみてください。
2-1.潜在意識に「お金を稼ぐのは悪」などの思い込みがあるとブレーキがかかる
潜在意識の中で「お金に対してどのような意味づけ」を持っているかによって、無意識にお金を受け取る際の感情や行動が大きく変わります。
悪い例(お金を遠ざける思い込み)
- お金は苦痛の原因、諸悪の根源である
- 高い報酬を求めることは強欲で恥ずべきことだ
- 借金をすると破綻してしまう
良い例(お金を上手く活用する思い込み)
- お金は自分の価値観を実現し、社会に貢献するための手段である
- お金を稼ぐことは、自分も周りも豊かにする素晴らしいことだ
- 良い借金は、資産を拡大してくれる
たとえば、潜在意識のなかに「お金を稼ぐのは悪」「金持ちはイヤな奴だ」という思い込みがあれば、お金を稼ぐことに対して罪悪感を抱くようになります。
このような状態では、たとえチャンスが目の前に現れても一歩を踏み出せず、たとえお金を稼げても「お金を持っていること」に不安を感じて散財してしまう行動を取ってしまいます。
潜在意識にあるお金に対する思い込みがあると、お金を遠ざける行動を取ってしまいます。
一方で、逆に肯定的な思い込みがあれば、上手く活用していくことが可能です。
2-2.潜在意識に蓄積されたパターンがお金の使い方を決める
潜在意識の中に、過去の経験や環境などが作り出したパターンが書き込まれていると、無意識に特定の思考や行動パターンを再現し続けてしまうことがあります。
たとえば、過去にストレスを感じた際に買い物をしたことで一時的に心が満たされた経験があると、脳内で「買い物=不快を解消する快感の手段」という強固なパターンが構築されます。
すると、現在ストレスを感じるたびに、潜在意識が「心の隙間を埋めるにはお金を使うべきだ」という古いプログラムを自動再生し、無意識に浪費を繰り返させてしまうのです。
潜在意識に蓄積されたパターンがお金の使い方を決める例
- ストレスや寂しさを感じると、自分を慰めるために衝動買いをしてしまう
- 貯金すると安心なので、お金を使わずに貯金を続ける
- お金を持っていると不安なので、稼いだ分を全て使ってしまう
自分自身が作ったパターンの再現をやめるためには、蓄積されたパターンそのものを書き換えていく作業が必要となります。
2-3.潜在意識にあるセルフイメージがお金との正しいかかわり方の邪魔をする
潜在意識が作り上げるセルフイメージ(自分について抱いているイメージ)が低いと、脳が成功に向けた行動を自分に許可せず、現状に留まろうとする強力な引き戻しが働いてしまいます。
たとえば「自分は何をしても上手くいかない」「自分なんかが稼げる訳ない」と潜在的に思っていると、チャンスを掴み取ることができずお金も増える結果につながる行動をとることができません。
マイナスなセルフイメージの例
- 自分はせいぜい月収20万円程度の人間だ
- 私のような凡人が、そんなに楽に稼げるわけがない
- 素晴らしい成功を収めたら、周りから嫉妬されたり嫌われたりするに違いない
- 自分は成功するに値しない人間なので、贅沢をしてはいけない
プラスなセルフイメージの例
- 私は豊かさを受け取るにふさわしい価値ある人間だ
- 自分が成功することで、より多くの人を幸せにできる存在である
- 大金を持つことは、自分にとって自然で当たり前のことである
- 私は日々成長しており、新しいステージに挑戦する資格がある
人は自分のセルフイメージにふさわしい現実を「コンフォートゾーン(居心地の良い状態)」として維持しようとします。
そのため、セルフイメージが低いままお金を手にしたとしても、「居心地の悪さ」を感じて、元の低い状態に戻ろうとしてしまうのです。
お金に対してのマイナスな潜在意識がある場合には、行動や考え方だけ意識的に変えようと頑張っても、揺り戻しが起きてしまう点に注意が必要です。
心理学NLPにおけるセルフイメージの考え方
累計2.8万人の生徒さんたちに私どもが教えている「心理学NLP(脳と心の取扱説明書)」において、セルフイメージというのは人生を左右する非常に重要な要素と捉えています。
どんなに頑張って意識を変えて努力しても、行動・思考がセルフイメージとマッチしていなければ、揺り戻しが起こってしまうからです。
セルフイメージを高める方法としては、
- マイナス思考の人とは距離を置きポジティブな人と付き合う
- 自分の理想となる人物をモデリング(真似・模倣)する
- 「自分なら大丈夫」などの前向きな自己暗示をかける(アファメーション)
などの方法があります。
さらに詳しくは「人生を変えるセルフイメージを高める6つの方法|心理学のプロが解説」の記事もぜひご覧ください。
潜在意識の仕組みを学んで使いこなす「実践心理学NLP」
私たちが提唱しているNLP(神経言語プログラミング)では、潜在意識の仕組みを学び、そのプログラムを書き換えるための技術を教えています。
- Neuro(神経):五感を通じて世界を認識し、情報の出し入れをしている
- Linguistic(言語):言葉によって意味や価値を決定する
- Programming(プログラミング):思考や行動のパターン(思い込み)が定着する


先ほどもお話ししたように、たとえば「お金=悪」というプログラムが組まれていれば、脳は無意識に「楽に稼ぐチャンス」をスルーする選択肢を選んでしまうのです。
実践心理学NLPは、こうした脳と心の仕組みを理解したうえで、自分にインストールされているプログラムを見つけ出し、それを「望ましいプログラム」に書き換えるアプローチを行っていきます。
お金に関する悩みはもちろん、「仕事や対人関係で上手くいかない現状を改善したい」「より良い自分に変えていきたい」「ビジネスで大きな成功を手にしたい」という方は、
ぜひ「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれているNLPの世界を覗いてみてください。
さらに詳しくは、「NLPとは「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学」の記事をぜひご覧ください。
3.潜在意識「ステムビリーフ」がお金のブレーキをかける
2章では、潜在意識がどのようにお金に影響を与えるのかを簡単に説明しました。
ここからはさらに詳細に、潜在意識の中にある「ステムビリーフ」が、「どのようにお金に対するブレーキをかけるのか」を解説していきます。
3-1.潜在意識には「根源的な思い込み(ステムビリーフ)」が存在する
「ステムビリーフ(根源的な思い込み)」というのは、私たちが教えている実践心理学NLPのキーワードで、このステムビリーフが、あなたの手にいれるお金の量を制限していると考えています。
「なぜかいつもお金が残らない」「稼ぐことに恐怖がある」といった現象の裏には、お金そのものとは無関係に見える「自分自身や世界に対する根源的な不信感・無力感」が隠れていることが少なくありません。
ビリーフとは?
「ビリーフ」とは、あなたが持っている思い込みや正しいと信じている考えのことをいいます。
ビリーフは、親や成長過程で身近にいる人の影響で作られていきます。
ビリーフについて、さらに詳しく知りたい方は「ビリーフとは「最高の人生」、「望んでいる結果」を生みだす鍵」の記事をあわせてご覧ください。
その中でも、ステムビリーフとは、根源的なビリーフのことを言います。
とくに0歳〜7歳までの幼少期は「刷り込み期」とも言われており、人の潜在意識に強く影響する時期となります。
私たちは、小さい頃に刷り込まれたそのビリーフを大人になった今でも、大事にして生きています。ですが、なかには忘れてしまっているものもあるかもしれませんね。
3-2.潜在意識でのステムビリーフが「人に頼ってはいけない」という価値観を形成した事例

まずは、「どのようにしてステムビリーフができあがるのか?」を具体的な事例を通して紹介していきます。
ここで紹介するのは、子どもの頃に「男の子だから我慢しなければ愛されない」というステムビリーフを形成してしまったAさんの例です。

Aさんは幼少期、母から「男の子なんだから我慢しなさい」と言われ続け、「ボクは我慢しないとお母さんに愛されない」というステムビリーフを潜在意識に書き込んでしまいました。
成長するにつれ、この根っこから「人に甘えてはいけない」「一人で抱え込むのが美徳」という枝葉の思い込みが派生していきました。
3-3.潜在意識にある「我慢しなければならない」がお金を稼げない状態を作り出した

では、ここからは、【男の子だから我慢しないと愛されない】というステムビリーフをもったAさんが、どうしてお金を稼げないのかを解説していきます。
Aさんの【男の子だから我慢しないと愛されない】というステムビリーフは、「我慢しなければならない」「人に甘えてはいけない」「いつもしっかりしていないとダメ」などのビリーフへと展開していきました。
これらのビリーフは、Aさんは職場において以下のように悪く作用していました。
潜在意識にある「我慢しないと愛されない」というステムビリーフの影響
- 仕事において人に頼ろうとせず、何でも自分でこなそうとする
- 困ってもわからないことがあっても、自分で何とかしようとして人に聞かない
- どんなに仕事の量が多くても誰にも頼めない
仕事はどんどん溜まっていき、Aさんの心にも体にも大きな負担がかかり、仕事の精度は落ちてしまいます。
あるとき、Aさんはチームで取り組むプロジェクトを任されました。
しかし、人と協力することが苦手なAさんは、チームで自分の力を発揮することができず、思うような成果を出すことができませんでした。
結局Aさんは、いつまでたっても昇進できず、本来自分が望む役職にも就けませんでした。
結果、給与も上がらず、いつまでも十分なお金を手にすることはできません。
潜在意識にあるステムビリーフを自覚していないAさんは、「なぜ自分はうまく人に頼れないんだろう」「なぜ仕事をうまくこなせないんだろう」という思いを募らせるばかりでした。
そんなAさんでしたが、あることをきっかけに自分の持っていたビリーフを変えることに成功し、人生を大きく変えることができました。
その方法については、次の4章で解説していきます。
NLP受講者の体験談:潜在意識がビジネスの再起を困難にさせていた
(株式会社 日本消音研究所 代表取締役社長 荒尾純平さん)

セルフイメージの低さや、潜在意識に書き込まれた「自分を否定するプログラム」が、いかに現実のビジネスを停滞させるか。
倒産危機から過去最高益を達成した、株式会社 日本消音研究所の代表取締役社長・荒尾さんの事例をご紹介します。
かつての荒尾さんは、業績悪化という現実に直面し、「自分は経営者としてダメだ」という強い自己否定に陥っていました。
潜在意識が「自分はダメだ」というセルフイメージを固定してしまうと、脳はそれを証明するかのように失敗を繰り返し、さらに「やっぱり自分はダメだ。もっと頑張らなければ」と自分を追い込む悪循環が生まれます。
スタッフに対しても「なぜできないんだ」と怒鳴り、スタッフが委縮して職場にも良くない雰囲気が蔓延していました。
組織としての生産性は著しく低下し、倒産を覚悟するまでの危機を招いていました。
そんな中、たまたまネット検索をしていて、心理学を活用した「NLP講座」を発見。
直感的に「ここで学ぼう」と思ったのがきっかけで、10日間の『NLPプラクティショナーコース』を受講しました。
自分と向き合う中で、荒尾さんは「自分にOKを出す(自己承認)」という感覚を掴みます。
潜在意識のセルフイメージが書き換わったことで、経営者としての「在り方」が劇的に変化したそうです。
【荒尾さんの変化(ビフォーアフター)】


セルフイメージとコミュニケーションのパターンが変わった結果、社内には笑顔が増え、スタッフが自律的に動く組織へと変貌しました。
NLPを学び始めてから黒字化に成功し、4年後には営業利益1億円を超える過去最高の業績益を達成。まさに、潜在意識のプログラムを書き換えたことが、ビジネス再起の決定打となったのです。
さらに詳しくは、「NLPを学んで利益が3倍に「会社が劇的に変化!」倒産危機から過去最高益へ」の事例をご覧ください。
この事例のほかにも、NLPを学ぶなかで潜在意識による思い込みやセルフイメージを変化させ、人生を好転させた受講生がたくさんいらっしゃいます。
NLPセミナー受講生 体験レポートの事例をぜひご覧ください。
「実践心理学NLPのことをもう少し知りたい」と感じた方は、ぜひ「NLP体験講座」をお試しで受講してみてください。
NLP体験講座に参加された方の声(抜粋)
- 「価値観のワークが非常によかった」(三上智子さま)
- 「本などで読むよりも、より深く理解できた」(大島信二さま)
- 「精神論ではなく、すべて納得できる内容でした。」(石橋剛士さま)
2004年の創設以来、累計2.8万人以上の方が当スクールでNLPを学んでいます。
そのNLPを実際に体験していただくことができるセミナーとなっております。ぜひご参加ください。
4.お金に対する潜在意識を変える3つの方法
ここからは、【男の子だから我慢しないと愛されない】というステムビリーフを持っていたAさんが、潜在意識にあるビリーフを変えることに成功した方法について、順番に解説していきます。
それはある投資家からの希望で始まったトレーニングで、20を超える国々で実施されている方法です。
お金に対する潜在意識を変える3つの方法
- 方法1:肯定的意図(ポジティブな目的)を見つける
- 方法2:制限をゆるめて溶かす(スライト・オブ・マウス)
- 方法3:潜在意識の仕組みを専門セミナーで学ぶ
では最初に、より簡単にいますぐ実践できる「ビリーフを変化させる方法」をいくつかご紹介していきます。
4-1.方法1:肯定的意図(ポジティブな目的)を見つける

潜在意識を変えるには、肯定的意図(ポジティブな目的)を見つけることが有効です。
「肯定的意図」とは、一見ネガティブな行動の中にある、何かしらのポジティブな目的のことです。
心理学NLPでは、すべての行動は何らかのレベルで「肯定的な意図」に基づいている(または、一度は基づいていた)というのがこの原則の根底にあります。
肯定的意図の例
- 「お金を使いすぎてしまう」の肯定的意図:ストレスを発散し、心のバランスを保つ
- 「行動を先延ばしにする」の肯定的意図:変化に伴うリスクから自分を守り、現在の安全を確保する
- 「自分にはできないと否定する」:期待しすぎて裏切られた時の精神的ダメージを最小限に抑える
一見マイナスな行動や思考に見えても、本人からすると上記のような正当な理由が隠れていることが多いのです。
上記の考えを踏まえたうえで、以下の質問に答えてみてください。
- お金を手に入れることを邪魔してくる考えや気持ちは何ですか?
- どのような時にそれを感じますか?
- 最近、それを感じたのはいつですか?
- その制限を一言、二言以内で表現するとどうなりますか?
- 制限を「私は◯◯」「私は◯◯だ」「私は◯◯な人間だ」などの形で表現すると◯◯の中には何が入りますか?
- 先ほど◯◯を埋めた答えに、「なぜなら、◯◯だから」と続けるなら、◯◯には何が入りますか?
- 肯定的意図を探す
そして、質問をすると脳は無意識に、その答えを探そうと働き始めます。
これは、脳は質問をされると、毎秒、A4用紙、約30ページほどの検索を自動でする機能があるので、それを利用して、ゆっくり潜在意識に働きかけて、マイナスを引き起こすビリーフを見つけて変えていく方法です。
Bさんの例
- 私はお金を稼ぐことができない。
- 仕事で結果が出ないときにそう思う。
- 週末に落ち込んで、そう思った。
- 稼ぎベタ・無能
- 私には能力がない。私はお金が稼げない人間だ。
- なぜなら無能だから。
- その肯定的意図を見つける
↓
『無能だと思って安全領域から出ないでいると、安心できる。失敗しないで済む。』
Cさんの例
- お金がたくさんあると災いになる。
- 芸能人がバッシングされているのを見たときにそう思う。
- 昨晩エンタメニュースを見たとき、そう思った。
- お金は災いのもと
- 私は稼がないほうが良い
- なぜなら、お金は悪の根源だから
- その肯定的意図を見つける
↓
『お金を稼げないことは、自分が平和に暮らすために必要なこと。 』
このように、お金と肯定的意図が意外なつながりを持っていて制限となり、お金を手にできないことは、よくあることです。
さて、これらの考えは本当に、BさんとCさんそれぞれに必要な考えなのでしょうか?
Bさん『無能だと思って安全領域から出ないでいると、安心できる。失敗しないで済む。』
Cさん『お金を稼げないことは、自分が平和に暮らすために必要なこと。』
例えば代わりに、
自分を有能だと思って、安心すること。
お金を持って、平和に暮らすこと。
これらは、不可能なのでしょうか?
そうやって、自分の制限となるマイナスなビリーフに疑問を持ち始めることで、凝り固まった考えが緩んで行きます。
そして、次に「肯定的な目的(理由)を満たす別の方法を考え、選択する」ことに取り組みます。
【肯定的な意図を満たす別の方法を考え選択する例】
Bさんの肯定的意図
『無能と思って、安全領域から出ないでいると、安心できる。失敗しないで済む。』
Bさんが自分を有能と認め、安心できる別の方法
- 自分の得意なことを知る、見つける
- 親しい友人、家族に自分の長所を聞く
- 日記をつけて自分の成長を見られるようにする
- 一日を振り返り良かったことを思い出す
- 小さな目標を立てて、実行していく
など
Bさんが能力があると自分で気づき、安心できる行動をあげ、それを、「自分が有能でも安心できる」と意識して実行していきます。
徐々に、安全領域を出て稼ぐことができてくると期待できます。
Cさんの肯定的意図
『お金を稼げないことは、自分が平和に暮らすために必要なこと。』
Cさんが自分を有能と認め、安心できる別の方法
- 周りの人に親切にする
- 人とのつながりに感謝する
- 趣味に没頭する
- 健康な生活を送る
- 貯金をする
など
Cさんが平和に暮らすための行動をあげ、それを「自分が平和に暮らすため」と意識して実行していきます。
すると、Cさんの『平和に暮らす』という目的が達成され、もともと持っていた「お金はあまりあっても災いになる」というマイナスなビリーフは徐々に置き換わっていくでしょう。
これは、実践心理学NLPでは「悪習慣の改善」などでも使う方法をもとにしています。
これまでのやり方をやめて新しい考えを取り入れたいときには、ただ「やめる」ことは難しいため、置き換える方法を取ってみるとやりやすいと思います。
4-2.方法2:制限をゆるめて溶かす(スライト・オブ・マウス)

潜在意識によって作られるお金に対するブレーキなどを外すには、心理学NLPの「スライト・オブ・マウス」という手法が使えます。
「スライト・オブ・マウス」とは、人の「制限となるビリーフ」を緩和させ、新たな選択肢を見出す言葉のアプローチを指します。
スライト・オブ・マウスは、心理学NLPのさまざまなスキルを開発してきた世界的なトレーナーであるロバート・ディルツ氏の母親が癌のステージ4の診断を受けた際に、「ガンは治らない」というビリーフを打破するために考案されました。
スライト・オブ・マウスにはいくつかのやり方がありますが、ここでは3つのパターン(具体化・結果・意図)をご紹介します。
自分が「絶対に変えられない事実」だと思い込んでいるビリーフに対して、
- 「どうだったら良いの?どの部分が難しいの?」と問いかけて(具体化)
- 「そんな考えを持っていて損しない?」と気付かせて(結果)
- 「本当は自分を守りたかったんだよね?なら別の方法で守ろう」と促す(意図)
というイメージで進めていきます。
あなたの現時点での「制限となるビリーフ(思い込み)」を特定して読み進めていただくと、より新たな視点を見出すことができるでしょう。
1.パターン①:具体化
「具体化」とは、その考えやビリーフを解体し、言葉通り具体的にしていきます。
具体化することで、どこが、具体的に、どのように難しく認識してしまっているのか確認します。
| ビリーフ | 「私は無能だから稼げない」 |
|---|---|
| 具体化 |
|
| ビリーフ | 「英語は難しい」 |
|---|---|
| 具体化 |
|
具体化することでビリーフを解体し、その領域の可能性を見つけ出す会話につなげていくのが、「具体化」というアプローチです。
2.パターン② 結果
「結果」とは、そのビリーフを持ち続けた時に生まれる結果を推測します。
| ビリーフ | 「お金は悪の根源だから、私は稼がない方が良い」 |
|---|---|
| 結果 |
|
このように結果にフォーカスをあて、「制限となるビリーフ」の見なおしができるきっかけを作っていくイメージです。
3.パターン③ 意図
「意図」とは、そのビリーフが持っている「前提となる何かしらの目的」を特定していくアプローチです。
つまり、なぜ「このようなビリーフが生まれたのか」「本来の意図」を考えていきます。
| ビリーフ | 「男の子だから我慢しないと愛されない」 |
|---|---|
| 意図 | このビリーフには、「親に愛されたい」「ちゃんと我慢できる男の子だと認めてほしい」このような意図があると推察できます。 そこで、 「十分に愛されているのではないか?」 「親からの愛を感じたことを思い出していこう」 「一人前の男性として、さらに認められるためには何をしたら良いか?」 このような言葉を自分に投げかけると、【我慢しないと愛されない】というビリーフの重く、凝り固まった状態を柔らかくし、新たな方向に意識を向けられるようになっていきます。 |
本来の意図に気付くことができれば、「我慢する」という方法以外でもその意図を満たせる可能性に気付くことができるはずです。
「思い込み」が崩壊する瞬間:伝説のセラピストの事例
人の制限となっているビリーフがどのようにして緩和されるのか。
天才セラピストが実際に行った、講座でしか聞けない貴重な事例を紹介します。
宇宙に吸い出されてしまうと信じている患者
「私は宇宙に吸い出されてしまう」ということを強く信じている患者がいて、外出せず、家にいるときも重い家具などにしがみつくような状態で暮らしていました。
世界的な天才心理療法家ミルトン・エリクソンは、相手の「宇宙に吸い出される」という前提を否定せず、
「もし吸い出されたとしても大丈夫なように食料や防寒服を用意して、山の頂上で待っていなさい」と指示しました。
それを聞いた患者はその通りに毎晩毎晩山頂に登っていたのですが、疲れてしまって「そろそろ家に帰ってもいいでしょうか。姉の顔が見たいんです。」と言い出しました。
その後、彼は精神的に徐々に落ち着いていき、仕事もちゃんとできるようになり、結婚もしたそうです。
さらに詳しくは、「宇宙に吸い出されてしまうと信じている患者」をご覧ください。
そのほかにも、以下の「ビリーフが緩和されたエピソード」が存在しています。興味がある方はぜひご覧ください。
4-3.方法3:潜在意識の仕組みを専門セミナーで学ぶ

ここまでにご紹介した方法は、日々の意識で思い込みを「緩める」のに有効です。
しかし、人生の土台となっている「ステムビリーフ(根源的な思い込み)」は非常に強力で、自分一人ではなかなか気づけなかったり、変化に時間がかかったりすることも少なくありません。
そこで、短期間で劇的に人生のステージを変えたい方におすすめなのが、潜在意識の成り立ちやビリーフ、セルフイメージの仕組みを心理学としてきちんと学んで、体系化された正しいやり方で書き換えていくアプローチです。
実際にステムビリーフを書き換えることで、ビジネスと人生を好転させたAさんの結末をご紹介します。
心理学NLPを学んで潜在意識を書き換えたAさんの事例
「こんなに頑張っているのに、なぜお金が手元に残らないのか......」と悩み続けていたAさんは、結婚の報告を受けた友人のDさんと1年ぶりに会って驚きました。
なぜならば、放つ幸せそうなオーラに加え、生き生きとした瞳やハリのある声、堂々とした姿勢など、以前と雰囲気がガラッと変わっていたからです。
変わった理由を聞くと、友人のDさんは、心理学NLPのメソッドを凝縮した『NLPマネークリニック®』というセミナーに参加したからとのこと。そこでAさんもそのセミナーに参加してみることにしました。
セミナーの内容は、長年の科学的研究に基づいて、人生に富と成功を引き寄せるための「思考と姿勢」を再構築するプログラムでした。
ビリーフの書き換え(チェンジ)
Aさんは、長年自分を縛っていた「男の子だから我慢しないと愛されない」というステムビリーフを特定し、2日間かけて書き換えることに成功しました。
すると、その根っこに張り付いていた「人に頼ってはいけない」「一人でやらねばならない」といった枝葉の思い込みが、驚くほどスッキリと剥がれ落ちていったそうです。
書き換え後に現れた「行動の変化」
「人に頼ることは悪いことではない」「むしろ自分やチーム全体の成果を上げるものだ」と気付き、職場での行動が劇的に変わりました。
- 些細なことでも周囲に助けを求めるようになった
- メンバーを信頼して仕事を任せ、チームでの成果を優先するように
- 上司に本音で相談できるようになり、信頼関係が深まった
周囲を巻き込み、最大のパフォーマンスを出せるようになったAさんは、程なくして昇進の話を手にしました。
Aさんは、潜在意識に染み付いたお金への影響(ステムビリーフ)を「より良いもの」に書き換えることで、成功の対価として良い給料を受け取れるようになったのです。
先ほど紹介した「方法1:肯定的意図(ポジティブな目的)を見つける」「制限をゆるめて溶かす(スライト・オブ・マウス)」も効果的ですが、
さらに深く自分の凝り固まった潜在意識を変えていきたいという方には、実践的なセミナーへの参加がおすすめです。
Aさんが参加した『NLPマネークリニック®セミナー』は、2日間に渡るセミナーのなかで、何十年も前に作ったビリーフを書き換えていきます。
Aさんのようにじわじわと現れる方もいれば、すぐに新しい仕事の話が舞い込む人もいるなど、結果は人によってさまざまです。
NLPマネークリニック®セミナーとは
『NLPマネークリニック®セミナー』は、NLPの世界権威であるティム・ハルボム氏とクリス・ハルボム氏が開発した、お金や豊かさと「心の状態」の関係を専門的に扱う2日間の集中プログラムです。
このプログラムの起源は、ティム氏が株のトレーダーをコーチングした際、「手法は同じでも結果に差が出る原因は、個人の持つビリーフ(思い込み)にある」と発見したことにあります。
なぜ、たった2日間で人生が変わるのか
本セミナーでは、単なる稼ぎ方のテクニックではなく、以下の5つのステップで深層心理を再構築していきます。
- 普遍の変化のサイクル:成功者が乗っている「宇宙や生命の法則に基づいた流れ」を学び、そのサイクルに自分を乗せる
- ブリングフォーシズムと9つの鍵:豊かさを引き寄せるために必要な、自分自身の「内的状態(ステート)」を整える。
- 自己を知る:自分が豊かさに対してどのような価値観を持ち、どんな思い込みに支配されているかを明確にする
- 制限のビリーフの変容:豊かさを阻んでいる古い思い込みを特定し、その場で書き換える
- 内面のアライメント(再調整):新しいセルフイメージに基づき、能力を最大限に活かせるよう内面を一致させる
このプログラムの最大の特徴は、「ステムビリーフ(茎のビリーフ)」の変容にあります。
思い込みを「ブドウの房」に例えると、表面的な悩み(実)を一つずつ摘み取るのではなく、それらを束ねている「茎(根幹の思い込み)」を外すことで、付随する多くの制限を一気に取り払うという強力なアプローチをとります。
その結果、2日間のカリキュラムでも大きな収穫を持ち帰っていただけることが多いセミナーとなっています。
NLPマネークリニック®セミナー受講生の声(抜粋)
今日のセミナーを受けて、自分の中を旅した気分でした。
本当に今まで頑張ってきたんだなと思いました。自分自身に本当に感謝したくなるセミナーでした。
泣きました。お金のことで受けたセミナーですが、最終的な着地点はお金を超える場所で、非常に満足です。
古いビリーフから新しいビリーフへのチェンジ。涙がとまりません。
周りの目を気にして、思ったことが言えないことに悩んでいました。
「ありのままでは自分に価値がない」と思い込んでいたことにセミナーで気付きました。
セミナーでそんな言葉が自分から出てきてびっくりです。
けれど明日から私は変わります。いや、今から!とても貴重な体験をありがとうございました。
今まで気づいていなかったビリーフに気づくことができました。
お金のこととは別に解決したいと思っていた悩みが、予想外にお金とも結びついていることが分かって驚きました。
これからは自分をもっと大切にすることを、「こうしなきゃ!」とがんばらなくても自然とできそうです。
自分にマイナスな考えがあるなんて思ってもみませんでしたが、セミナーのなかでマイナスなビリーフが出てきて驚きました。
さらに見事に自分の持っていたマイナスなビリーフを書き換えることに成功し、スッキリしました。
受講者からは、お金の悩みをきっかけに「根底にある悩み」を解決できたという声が相次いでいます。
セミナーをきっかけに「お金の悩みを解決したい」という方、さらに「新しい自分になりたい」という方は、「NLPマネークリニック®セミナー」にぜひご参加ください。
もしも「本講座の受講にはまだためらいがある」「だけど、もう少しビリーフやセルフイメージ、心理学NLPについて知りたい」という方は、
「NLPとは「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学」の記事をお読みいただくか、以下もご活用ください。
5.まとめ
人は、7歳くらいまでに潜在意識に多くの「ビリーフ」をつくり上げるといわれています。
それにより、行動や能力が制限を受けて、人生で手にするお金の量が変わっていきます。
そのビリーフを変えていく方法として、自分で取り組めるワークと専門的なセミナーをご紹介しました。
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