あなたには、
なりたい理想の姿はありますか?
「理想の姿のイメージがあっても、
かけ離れてしまっている」
「理想に近づこうと努力はしてみたけど、
結局いつもの自分に戻ってしまう」
理想のイメージはそれぞれですが、
このように
理想の自分と現実の自分を見比べて、
もどかしさを感じている方も
多いのではないでしょうか。
また、年齢を重ねていく中で、
理想の自分を追うことすら
諦めかけてしまっている方も
いらっしゃると思います。
しかし、年齢は関係ありません。
あなたが望んで行動すれば、
あなたはいつでも変わることができるのです。
この記事では、
なりたい自分になるための7つのメソッドを
お伝えしていきます。
あなたが理想の姿になるための
お手伝いができれば幸いです。
また、
「本当はなりたい姿があるのに、
変われず素の自分に戻ってしまう」
このようなケースの裏側には、
あなたの過去の体験やトラウマが
無意識にブレーキをかけている
場合もあります。
3章でご紹介するこの内容を
押さえておくことも非常に重要なので、
自分に当てはまっている事が無いか、
確認してみてください。
1.なりたかった自分と現実にギャップが生まれる要因は?
誰しも理想の自分の姿は思い描いているのに、なぜその通りになれないのでしょうか。
理想と現実のギャップが生じてしまう要因は、以下の3つが起因しています。
- 失敗が怖くて行動を起こすことに対して臆病になっている
- 人の目をつい気にしてしまう
- 過去のトラウマが無意識にブレーキをかけている
先述しましたが、3つめの項目については、しっかり伝えていく必要がありますので、第3章にて、ご説明していきます。
1-1.失敗を怖がり行動を起こせない
「今までたくさん努力してきたのに、また失敗するかもしれない。」
「どんなに頑張っても、どうせ私は変われない。」
過去の努力が実らなかった経験から、自分を信じることができずに、行動をすること自体、臆病になっていませんか?
そうお感じになるのは、ごく自然のことです。
誰でも失敗すれば不安に感じたり、怖くなってしまうのは当たり前です。
しかし、あなたを信じてあげられる人は、間違いなくあなた自身です。
「また駄目だったら、、。」このように思っていたら、いつまで経っても変わることはできません。
先のことは考えず、まずは行動を起こす勇気を持ちましょう。
1-2.人の目が気になってしまう
いざ行動を起こそうと思っても、つい他人の目を気にしてしまい、「こんな風に振る舞ったら、他の人にどう思われるだろう。。」と、行動を起こせずにいる方も多いと思います。
あなたが、どうなりたいかは他人が決めるものではありません。
あなた自身がどうなりたいのかを決めるのは、あなた自身なのです。
2.なりたい自分になるための7つのメソッド
この章では、なりたい自分になるためのメソッドを7つ紹介していきます。すぐに実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
2-1.理想のイメージをできるだけ具体的にイメージする
理想の姿のイメージがブレたままの場合、「私は結局どんな姿になりたいのだろう」と、何を目標にしていいのかが分からなくなってしまい、挫折につながってしまう可能性があります。
ですので、なりたい自分を具体的にすることで、あなた自身が目指したい姿が明確になり、ブレることなく理想の姿に近づくことができます。
まずは、あなたの理想的な人や、理想的な姿をできる限り具体的にイメージしてみてください。
もし、あなたの周囲に見本となる人がいる場合は、とことん観察しましょう。
理想のイメージは、1人の人に絞る必要はありません。
-
「あの人のこんなところが素敵だから、私もそうなりたい。」
-
「この人のここが、とても尊敬できるから、私もそうなりたい。」
この様に、部分的でもいいので、「自分がなりたい姿」をメモしましょう。
全てメモに書くことができたら、それがあなたの理想的な姿です。
2-2.理想の姿になりきってみる
理想的な姿が具体的に浮かんだら、その人になりきってみる。この手法は非常に強力です。
これは『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPの「モデリング」と言われる手法です。
もし、あなたの周囲にお手本となる人がいる場合には、その人のしぐさや普段の癖、話し方まで徹底的に真似をしてみましょう。重要なポイントは、できる限り全力でなりきることです。
そして、お手本となる人が周囲にいなくても「理想的な姿の自分だったら、どう立ち振る舞うのか」を演じてみるのです。
最初はぎこちなく、どこか違和感を感じる事もあると思いますが、「なりきっているあなた」が習慣化されたら、それは本物の理想の姿になり、演じているという感覚はなくなります。
この手法を繰り返していくことで、気づけば、今までの自分が別人だった様に思える日が来るでしょう。
2-3.いつまでになりたいのか計画を立てる
シンプルな方法ですが、「期日を決める事」で、意識の向け方も変わってきます。
1年後をゴールとするならば、半年後には...3ヶ月後には...1ヶ月後には...と、この様にゴールから逆算して計画を立てることで、あなたが「今何をすべきか」が明確になり、行動を起こしやすくなるのです。
計画通りに行動することができたら、それがあなたの自信になります。
自信がつくことで、次のステップに進む勇気も湧いてくるでしょう。
簡単ですが、効果は絶大なので、ぜひ期日を決めてみてください。
2-4.小さな変化を起こしてみる
人が一瞬のうちに劇的な変化を遂げることは、ほとんどありません。また、無理をして大きな変化を起こすことで、それがストレスとなってしまう事もあります。
例えるならば、ダイエットと同じ様なものです。
無理をする事はリバウンドの原因にもなります。
まずは、小さな変化を起こしてみましょう。
そして、その小さな変化を積み重ねていきましょう。
遠回りに思えるかもしれませんが、実はこれが理想への近道なのです。
2-5.振り返る時間を作る
1週間に1回くらいのペースで、計画通りに実践ができているのか、振り返る時間を作りましょう。
計画通りに実践できていたのか。元の自分に戻ってしまっていないか。
もし、元の自分に戻ってしまっていると感じたら、何が原因だったのかを突き止めることが大切です。
原因がわかったら、次はどうするべきだったのか対策を立てみてください。
心理学NLPには、『失敗はない、あるのはフィードバックだけ』という考え方があります。
自分自身と向き合う時間を意識的に作ることも、今まで気づくことができなかった新しい発見に繋がってきます。
2-6.手放すものを決める
いざ理想的な姿になるべく行動を起こそうとすると、どうしても「あれもやらなきゃ。これもやらなきゃ。」と新しい物事を増やしてしまいがちです。
ですが、実は、自分の足かせになってしまっている何かを「手放す」という視点も非常に効果的です。
時間は有限です。自分が変わるためのアクションを増やすというよりも、ぜひ「手放す」という視点を持ってみてください。
手放す対象となるのは、「やめたいと思っている悪習慣や考え方」です。
例えば、つい惰性で長時間TVを観てしまう。
特に用もないのに夜更かししてしまう。
このように、あなたが特にメリットもないのに続けてしまっている行動を手放して、空いた時間を有効的に使っていきましょう。
2-7.自分を褒める
自分を振り返っている中で、計画通りにできた。小さな変化を起こせた。
達成できたあなた自身を褒めてあげましょう。
-
「あの時に行動できた自分は最高だったな。」
-
「1週間この行動を継続できた自分すごいじゃん。」
できなかった事ばかりに目を向けずに、達成できた自分に目を向けることで、モチベーションを保ち、次の自分の行動へ進めやすくなります。
計画通りにできなかったとしても、少しでも変化を起こせていたなら、そんな自分をしっかり褒めてあげましょう。
3.過去の体験やトラウマが無意識にブレーキをかけている
ご紹介した7つのメソッドを実践してみても「何故だかブレーキがかかって前へ進めなくなってしまう」ケースも中にはあります。
そのようなときには、あなたが子どもの時に親から言われてきたことや、学校のクラスメイトから言われたことといった、
幼少期の体験が無意識のうちに、変わろうとするあなたにブレーキをかけてしまっている可能性があります。
例えば、幼少期に母親から「あなたは何をやってもダメね。」と、事ある毎に言われているとどうなってしまうでしょうか?
母親からしたら、なんて事はない普段の日常会話として放った言葉かもしれませんが、言われた当事者の子供にとっては、その影響力は絶大です。
その様に言われ続けていると、
「私は努力しても上手く行かない。何をやってもダメなんだ。」
と自己暗示をかけてしまい、なりたい自分の姿が浮かんでも、自らの可能性を閉ざしてしまい、なりたい自分になるための行動を起こせずに諦めてしまうのです。それも、無意識のうちに、です。
他にも、
- クラスメイトに容姿をからかわれた経験がある
- 幼い頃から事あるごとに親から姉兄妹と比べられてきた
この様な過去のトラウマのフラッシュバックで、過度な落ち込みや自己否定を繰り返すうちに、自己否定のループに陥り、行動を起こす事ができなくなってしまいます。
もし、あなたに思い当たる節がある場合には、下記の3つを実践してみてください。
- あなた自身が本当はどうなりたいのかを問いかけてみる
- あなた自身を客観的に観察してみる
- 小さな目標を立てて、自分の行動を日記に書いてみる
あなたは、本当に他人から言われた通りの人間でしょうか?そんなことはありません。
トラウマとなった要因(幼少期の経験など)が、本当に今のあなたを表しているのかを、冷静に見つめ直してみましょう。
とはいえ、トラウマとなった要因(幼少期の経験など)と向き合おうと思ったら、多くの場合、専門的なアプローチを知らなければ、時間をかけても変化を感じられないままとなってしまう可能性は、非常に高いと言えます。
もし、本格的に、自分の内面を根本から変えたいとお感じの方は、「6.最後に」の章でお伝えしている内容が役立つと思いますので、そちらもご覧ください。
4.挫折しそうになったら
自分を変えるには、膨大なエネルギーを消費します。
また、理想の姿と現実の自分のギャップが埋まらないことのストレスから、「また今回も無理かもしれない。」と、挫折しそうになる方もいると思います。
もし、あなたが挫折しそうになったら、ぜひ続きの章も読んでみてください。
4-1.目標を見直してみる
自分にストイックになることはとても良いことなのですが、ストイックになりすぎて負担をかけすぎてしまうことは、精神衛生上よくありません。
綿密に計画を立てても、思っていた通りに実践できなかったり、できると思っていたものの、思わぬ壁にぶつかってしまうこともあると思います。
達成できない目標を追い求め続けても、心身が疲弊してしまうだけです。
振り返りのタイミングで、自分が立てた月の目標や計画を見直していきましょう。
重要なのは、あなたができるペースでコツコツと続けることです。
4-2.いつもの習慣と関連させる
小さな変化をするにも、慌ただしい日常のなかでついつい忘れてしまい、結局そのままフェードアウトしてしまう。このような方もいると思います。
そんな場合には、あなたの習慣化されているものと関連させて、セットで行動を起こせるようにしてみましょう。
- 出勤時の移動中は本を読む
- 休憩が終わる間際に軽くストレッチをする
このように、習慣化されているものに関連付けることで、忘れてしまうことも減りますし、セットで習慣化されることで、継続することができるようになります。
あなたは何に関連付けさせますか?
5.勇気をもらえる名言・格言
いつの時代でも、人はなりたい自分になるために多くの努力や失敗を重ねています。
現代では偉人と呼ばれる人たちも、私たちと同じ様に悩んでそれを乗り越えてきました。
ここでは、そんな偉人たちの名言・格言を紹介します。
- なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない。
ジョージ・エリオット(イギリス ヴィクトリア朝を代表する作家) - 人は自ら思い描いたとおりの自分になる。
フローレンス・ナイチンゲール (イギリス 看護婦) - 人は自分の思考の産物に過ぎない。自分が考えた通りの自分になる。
マハトマ・ガンディー (インド 宗教家、政治指導者) - 人間は、結局、自分がなりたいと思う人間になる。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ (ドイツ 詩人)
6.最後に
いかがでしたか?
「なりたい自分になる」のは、長い道のりかもしれませんが、決して不可能なことではありません。
このメソッドが、あなたの人生で少しでも役に立つことができれば幸いです。
記事の中で時折ご紹介した、『脳と心の取り扱い説明書』と呼ばれるNLPという心理学は、トラウマを解消するスキルや、目標達成のスキルなどを扱っています。
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