「地頭がいい」と聞くと、
どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
なんだかすごい人や仕事ができそうな人を
想像する方が多いのではないでしょうか。
そして地頭がいい人に
今からなる方法があるとすれば、
実行してみたいと思いませんか?
地頭のよさは生まれ持った
才能のひとつと思われがちですが、
実は今からでも地頭は鍛えられるんです。
そして、地頭を鍛えることには、
脳の仕組みを活用することが大いに役立ちます。
本記事では、
「地頭がいい」人の特徴を捉えながら、
地頭がいい人になるためにできることを、
心理学を交えてご紹介します。
1.地頭がいいとは?
「地頭」とは、その人本来の頭の良さのことを指します。
本来の頭の良さに明確な定義はないのですが、一般的には下記のような能力が含まれます。
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力
- 言語化能力
- 発想力 など
このように、ただ勉強ができるというだけでなく、
幅広く応用可能な能力を活用できる人が「地頭がいい人」と言われています。
2.地頭がいい人の特徴
では、地頭がいい人は、具体的にどのような人なのでしょうか。
ここでは、1章でご紹介した概要をさらに具体的にし、「地頭がいい人」の特徴を考えてみます。
2-1.論理的に考えることができる
1章にもある通り、地頭がいい人には、論理的思考力があります。
論理的思考力とは、ある課題に対して筋道を立て、解決に向けて答えを出す力のことです。
地頭がいい人は、この力に優れているので、答えがある課題に対しては早く正確に解決までたどり着けます。
また、答えのない課題についても解決に向けた方法を組み立て、試行錯誤しながら解決まで導くことができます。
地頭のいい人は、考え方の引き出しが多く、様々な思考法やフレームワークを組み合わせて考えているようです。
2-2.理解力がある
理解力があり、最低限の情報だけで求められていることを理解できる力があることも、地頭がいい人の特徴の一つです。
この場合、必要以上に丁寧に細かく伝える必要が無いので、周りの人からも重宝される人材でしょう。
そして、理解が早い分、他の人よりも早く行動を始められ、さらに周りから一目置かれる存在になっていきます。
2-3.自分の意見を持っている
地頭がいい人はどのような課題に対しても答えを出せる考え方を持っているため、自分の意見を常に持っています。
他の人と意見が食い違った場合でも、他の人の意見を聞き、自分の意見と照らし合わせて客観的に比較検討をすることができます。
2-4.物事を多角的に捉えることができる
地頭がいい人は客観的な視点を持っているため、物事を一つの視点だけでなく、多角的に捉えることができます。
例えば、あるプロジェクトを進めるにあたって、
プロジェクトリーダーの自分の視点に加えて、プロジェクトメンバーの立場、上司の立場、お客さまの立場を考えながら、
ベストな行動や指針を決断することができます。
2-5.コミュニケーション能力が高い
地頭のいい人は、コミュニケーション能力が高く、誰とでも円滑にコミュニケーションをとることができます。
この理由は、上記のように物事を多角的に捉える視点があることにあります。
自分の立場に加えて、相手の立場に合わせた立ち居振る舞いができるので、最短距離で話を進めることができたり、相手の気持ちに寄り添った会話が可能です。
このようなコミュニケーション能力があると、仕事であれば上司に重宝され、プライベートの場では多くの人に好かれる存在になるでしょう。
2-6.マネジメントが上手い
地頭がいいと一歩引いた目線で物事を捉えられるので、チームで一つのことに取り組む際にはリーダーシップを発揮でき、メンバーをマネジメントする力があります。
チームで成果を出すことができれば、仕事における昇進なども見込めるかもしれません。
2-7.知的好奇心がある
地頭がいい人は周囲の情報へ常にアンテナを張っているので、「なぜ?」と思う知的好奇心を持っています。
そして、「なぜ?」と思ったら、自分で情報を調べて、理由や答えを発見する力も持っています。
知的好奇心を持って自分で答えを見つけることを繰り返していると、未知の問題に対してもこれまでの経験や知見から仮説を立て、実証することができるようになり、社会生活においてどんな問題にでも対処できるようになっていきます。
そして何より、この「なぜ」を追求することを、地頭のいい人は楽しんで実行しています。
2-8.発想力に優れている
地頭がいい人には、発想力があります。何か行き詰まったときに他の方法を考え、実行することができます。
その発想力は急に身についたものではなく、普段から様々な角度で物事を考えていたり、成功も失敗も経験してきたりしたことで、自然と鍛えられたものでしょう。
2-9.自発的に行動できる
地頭がいいと自発的に行動できます。これは、今まで自分で考え、実践してきた経験による自信によるものが大きいです。
また、その時、そのタイミングで必要なことを見つけ、先回りして行動することができます。
2-10.応用力がある
地頭がいい人は一度上手くいった方法や考え方を他のものに活用したり、更に改善させてより良い方法に磨くことができます。
もしこれから取り組むことが初めてで、方法論が決まっていないものだとしても、様々な方法を組み合わせ、自力で方法を組み立てて実行に移すことが可能です。
ここまで、地頭がいい人の特徴をご紹介しました。
読みながら、地頭のいい人のイメージが少し具体的になったのではないでしょうか。
身の回りの「地頭のいい人」が思い浮かんだ方もいらっしゃるでしょう。
3.地頭がいい人になるためにできることは?
2章で地頭がいい人の特徴をいくつかご紹介しましたが、この「地頭」は、全て生まれ持ったものなのでしょうか。
そうではありません。今から鍛えることができます。
そして、地頭を鍛えて地頭のいい人になるためには、脳の仕組みを活用することが近道となります。
この章では、地頭を鍛えるためにできることを、脳の仕組みを活用した実践心理学NLPについて触れつつ、全部で6つご紹介します。
※実践心理学NLPとは・・・
別名「脳の取り扱い説明書」と呼ばれる心理学。3人の天才セラピストを研究し、誰もが同じ結果を生み出せるように体系化された学問で、コミュニケーションや目標達成、問題解決に活用できるスキルや考え方をご紹介している。
3-1.本を読む
地頭がいい人は、様々な考え方を知っています。
知識が全てではありませんが、本を読んで多くのものの見方や考え方、思考法などに触れておくと、地頭のよさに繋がります。
書店や図書館に行くと、思考法の本が数多く並んでいますし、地頭がよい著名人や成功者について書かれた本もあります。
自分にとって役に立ちそうな本から少しずつ読むとよいでしょう。
そして、一つの分野や著者に興味を持ったら、似たような本や同じ著者の本を読み進めていくと、知識や考え方を更に深めることができます。
3-2.地頭がいい人を観察しマネをする
地頭が良さそうな人は身の回りにいらっしゃいますか。
仕事ができる上司や、イベントものの計画が上手い友達、著名な方々など、誰でもいいので一人ロールモデルを決めて、その人のマネをしてみることも、地頭のよさに繋がります。
これは、実践心理学NLPで紹介されている基礎的なスキル、モデリングという手法を活用した方法です。
ここでポイントなのが、ただ一部分をマネするのではなく、細かな行動から言葉遣いなど、全てをよく観察した上で、まるでそのロールモデルになりきったかのように徹底的にマネすることです。
そうすることで自然とロールモデルの考え方がわかるようになり、ロールモデルとする人と同じ考え・行動ができるようになります。
3-3.「なぜ」を考える癖をつける
地頭がいい人は、知的好奇心が強く、常に「なぜ」を考えられます。
その「なぜ」を考えることを実践すれば、自分が知らなかった新しい知識や考え方を自発的に取り入れることができ、頭の中に新しい引き出しができます。
それが結果的に、地頭をよくする要素の一つとなります。
身の回りには、見過ごしているけれど理由がわかっていないこと、わかっているふりをしていてわからないことが溢れています。
そのような小さな「なぜ」を見つけたら、自分が納得するまで考えてみましょう。
最初は頭が痛くなるような手順だと思いますが、理由がわかったときにはスッキリして、また新しい「なぜ」を見つけて追求したくなります。
3-4.相手の立場に立ってコミュニケーションをとる
地頭がいい人のコミュニケーション能力を身につけるために、コミュニケーションの取り方を変えることができます。
まずは、相手の立場にたったコミュニケーションを心がけてみましょう。
自分と違うタイプの人と話すとき、相手の考えていることがわからなかったり、なぜその行動をしているのかが理解できないことはありませんか?
このような問題は、地頭がいい人のように、
相手の立場に立ってコミュニケーションをとることで解決できます。
具体的には、何かを考えるときに「あの人だったらどうするだろう?」と考えることで手軽に相手の立場に立つ訓練ができます。
難しければ、その人になりきって行動してみることもできます。
他の人の立場に立って物事を考えるこの手法は、実践心理学NLPではポジションチェンジと呼ばれていて、特定の人との関係改善や視野を広げることなどに役立ち、コミュニケーション能力の向上に繋がります。
そして、相手の立場に立ってコミュニケーションを取れるようになれば、特別な行動をしなくても自然と相手の立場にあわせたコミュニケーションができるようになるでしょう。
3-5.新しいことに挑戦してみる
新しいことに挑戦してみることは、自分の考え方の幅を広げることに役立ち、地頭を鍛えることにも繋がります。
新しいこととして選ぶ内容は、下記の例のように、勉強でも仕事でも趣味でもいいと思います。
■新しい挑戦の例
- 語学
- 資格取得
- 昇進に必要な試験
- 習い事
- 初めての場所への旅行 ・・・etc.
興味があるけれど経験したことにない内容に挑戦してみると、いつもと違う頭の使い方をすることもあれば、自分の中で行動や言葉の引き出しが増えることもあるでしょう。
そして、それが自信に繋がって、また新しいことに挑戦できたり、自発的な行動に繋がったりと、好循環に結びつくはずです。
3-6.1つのスキルを徹底的に磨く
仕事や趣味のスキルのうち極めたいものを一つ決め、トップを取れるまで徹底的に磨くことも、地頭を鍛えることに役立ちます。
スキルを磨いていくためには、成果を生み出すためにどうすればよいか考えたり、工夫をすること、他の人の協力を引き出すことといったそのスキルを発揮するためのノウハウが蓄積されます。
そのノウハウにより、論理的思考やコミュニケーション、発想力、マネジメント力といった地頭を構成する能力を伸ばすことができます。
そして、気がついた頃には、自分に自覚がなくても周りの人から「地頭がいい人」と認められるようになります。
もし、新しいことに取り組むことに躊躇する場合には、今取り組んでいる仕事や趣味を極める、という選択肢を選んでみてはいかがでしょうか。
4.地頭のよさは心理学で鍛える
ここまで、地頭がいい人の特徴と地頭を鍛える方法をご紹介しました。
地頭は生まれながらのものではなく、鍛えることができるものなので、ぜひご紹介した内容を活用して、地頭を鍛えてみてください。
そして、地頭のよさは心理学を活用すると、効率的に鍛えることができます。
地頭を鍛える方法の1種としてご紹介しました心理学NLPは、セラピーの分野で「3人の天才」と呼ばれたセラピストの行動を元に体系化された心理学です。
実践心理学NLPは、このメディアサイトを運営しているNLP-JAPANラーニング・センターというスクールで、あなたの目的にあわせて学ぶことができます。
具体的には、地頭のいい人の特徴である高いコミュニケーション能力や、多角的な視点で考える力、マネジメント力や発想力をつけるために役立つ内容が学べる、各種講座が揃っています。
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