「人生の転機って、どういうもの?」「もし今が人生の転機なら、間違った選択だけはしたくない」そう感じている方も多いのではないでしょうか。
人生の転機とは、今まで当たり前だった日常が当たり前でなくなり、「何らかの新しい展開を迎えるタイミング」を指します。
例えば、環境や考え方が変わったり、病気やリストラなど変化せざる負えない状況に置かれたりすることが挙げられます。

人生の転機では、次のステージで「新しい考え方」や「やり方」を取り入れるために、今まで手に入れてきたものをいったん手放してスペースを空ける必要が生じます。
その「手放す」タイミングで、物事がうまくいかなくなったり、トラブルが重なったりという出来事や変化が訪れます。
この時に人生の転機をプラスに受け止め、前向きに行動できると状況は好転します。
一方で、マイナスに捉え、変化を避けたり、不安で行動が小さくなったりすると、魅力的な未来は手に入れられません。

そこで本記事では、人生の転機を最高の結果にするための具体的な方法を解説します。
最後まで読めば、今、目の前にある出来事が「チャンス」に変わり、あなたは最高の人生を手にできます。
今読むかどうかで1年後の人生が大きく変わりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.人生の転機とは

人生の転機とは、環境や状況の変化によって、これまでのやり方を手放し、新しい「行動」や「考え方」を手に入れていくタイミングのことです。
次のステージへと展開していくために「新しいやり方を取り入れる時期ですよ」と、人生が合図を送ってくれているのです。
例えば、転勤も人生の転機の一つです。
これまでの慣れた職場や人間関係、生活環境が変わり、今まで通りのやり方ではうまくいかなくなることがあります。
新しい職場のルールに合わせたり、人間関係を一から築いたり、生活スタイルを見直したりするといった変化に直面するでしょう。
このように、環境や状況の変化によって、これまでのやり方を見直し、新しい行動や考え方を取り入れる必要が生まれるタイミングが人生の転機といえます。
この人生の転機で起こる変化にどう対応するかによって、その後の未来が大きく変わります。
| 複数の問題が重なる中、新しいやり方を取り入れ 人生を好転させた事例 |
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会社を経営する谷本さんは、人間関係のフラストレーション、難しい意思決定の連続、そして仕事の方向性やビジョンへの迷いが生じるといった、まさに「人生の転機」と言える状況にありました。 その際に、後述の「4.人生の転機を「最高の結果」に変えるためにやるべき4つのこと」の中核である心理学理論「NLP」をもとに、人生の転機と向き合い、状況を好転させることができました。 その結果、
このように、人生の転機は、ただ受け身でいるのか、正しく向き合うのかによって、その後の結果が大きく変わります。 ▼谷本さんが人生の転機を好転させた事例は下記よりご覧ください 意識の高い多くの素晴らしい仲間と出会えたのは、とても大きな収穫です また、NLPについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。 なぜNLPで人生の結果が変わるのか、その秘密が分かるPDFはこちらからダウンロード |
2.「人生の転機」で見られる兆候一覧

では、どのような兆候が見られたら人生の転機と言えるのか、ここから具体的に見ていきましょう。
下記は人生の転機で見られる兆候の一覧です。もしあなたに次の兆候のうち一つでもあてはまるものがあるなら、今まさに人生の転機であると判断できます。
【人生の転機で見られる兆候一覧】
| (1)今までのやり方・パターンが通用しなくなる |
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| 今までと同じ思考、行動、習慣を続けているのに、なぜか結果が出なくなる |
| (2)環境の変化が起こる |
| 進学、就職、起業、結婚、出産、転勤など |
| (3)ピンチや困難が訪れる |
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| (4)意味ある偶然が連続する(シンクロニシティが起きる・続く) |
など |
| (5)人生のバランスが崩れる |
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| (6)ネガティブな重し(足枷)が原因となり、目に見えた問題を生み出し始める |
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放置していた問題が、無視できない形で表面化している (ネガティブな感情、思考パターン、行動パターン、葛藤、未完了の問題、手放すべき人間関係や環境など) |
| (7)自らが人生に、意識的に変化を起こしている |
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| (8)卒業感を感じる |
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| (9)日常がつまらなく感じ始める |
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このように、環境・状況・心境などに変化が訪れている場合は、人生の転機にいるといえます。
3.人生の転機は「捉え方」で未来が大きく左右される

「自分は今人生の転機にいるのかもしれない」と感じた方は、期待よりも不安や迷いが大きいかもしれません。
人生の転機では、良くも悪くも「捉え方」ひとつで、そのあとの未来が大きく左右されます。
人生の転機が未来を大きく左右する理由は、そのときに起きる変化が大きい点にあります。
変化が大きい分、どう向き合い行動するかで、たどり着く未来が大きく変わるのです。
例えば、以下のように人生の転機をうまく捉えたことで好転させた事例もあります。
人生の転機をうまく捉え、倒産危機から黒字へと好転させた事例
2013〜2014年頃、経営者の荒尾さんは、人員不足による赤字経営が続き、厳しい状況に置かれていました。
人生の転機といえる状況の中、「自分はダメだ⇒だからもっと頑張る⇒でも上手くいかない」と、ネガティブなループに陥っていたのです。
これは、後にお伝えする人生の転機を最高の結果にするためにやるべきことの一つ、「6-3.自分への評価(セルフイメージ)を高める/書き換える」に関係する、「セルフイメージ」が低い状態だったことが根本的な原因でした。
しかし、荒尾さんはこの状況を「今の自分に必要なものを学ぶタイミング」と捉え直し、心理学NLPを学び始めます。
その結果、それまでの「自分はダメ」という見方から抜け出し、自分を承認できるようになりました。
さらに、スタッフとのコミュニケーションも変化し、心理学を学んでわずか1年で約4千万円の黒字化を達成。人生の転機をうまく捉え、大きく状況を好転させました。
▼荒尾さんが人生の転機を好転させた事例は下記より見てみてください
このように、人生の転機では、あなたの捉え方と行動によってその先の未来が大きく分かれるのです。
だからこそ、「自分は人生の転機にいるかも」と考える今、しっかり向き合って行動していく必要があります。
4. 人生の転機を「最高の結果」に変えるためにやるべき4つのこと

人生の転機を「最高の結果」にしたい方は、これから紹介する4つのことを実践していきましょう。
順番に実践すれば、転機をチャンスに変え、望む未来へと進むことができます。
【人生の転機を「最高の結果」に変えるためにやるべき4つのこと】
:出来事の意味を整理し「向き合う課題」を明確にすることで、次の行動に進める
:1で明確になった課題の「行動できない要因」を解消し、行動できる状態に戻す
:行動できる状態で本来の力を発揮し、最高の結果へつなげる
:本来の力を発揮できる状態で、進む未来を明確にし、活用できるリソースを整理する
気になるところからご覧になりたい場合は、1~4のやるべきことをクリックすると該当の見出しへ移動できます。
まずは、「(1)「より良い人生を手にするための課題」を明確にする」ことからはじめてみてください。
自分の状態に合わせて、最終的に4つすべて行うと、着実に考え方を変えて行動できるようになります。
5章から具体的なやり方を解説していきますので、参考にしながら進めてみてください。
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人生の転機でNLPを用いて 大きく好転させた方がたくさんいる |
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ここからは、人生の転機を望む未来へ進めるための実践的な行動をご紹介しますが、その土台となっているのが「NLP」という心理学によるアプローチです。 NLPとは、思考・感情・行動のパターンを整理し、無意識レベルから変化を起こす心理学手法です。 人生の転機を迎えている方の多くは、この知識とスキルを活用して人生を飛躍させています。
このように、NLPを活用して人生を好転させた方が多くいらっしゃいます。 ここから先は、NLPの考え方をベースにした実践的な方法を紹介しますが、もし「一時的な行動改善」ではなく、
と感じている場合は、NLPを体系的に学ぶことが最も効果的です。 NLPの考え方を、実際のワークを通して具体的に理解できる体験講座もあります。オンラインでも参加できますので、ぜひチェックしてみてください。 |
5.人生の転機でやるべきこと(1)「より良い人生を手にするための課題」を明確にする

まず、人生の転機に立たされた今、よりよい人生を手にするために「向き合うべき課題」を明確にしましょう。
課題が明確になれば、次にどのような行動をとるべきかが見え、動き出せるようになるからです。
具体的なやり方は、下記の質問に
【ステップ1】主観で答え、
【ステップ2】客観的な視点で整理していきます。
【出来事や変化の意味を明確にし「向き合うべき課題」を見つけるための質問】
- この出来事には、どのような意味・意義があるだろう?
- この出来事は、どんな未来につながっていくんだろう?
- このタイミングで起きたということは、どのような意味・意義があるだろう?
- この出来事や変化から、何を学んだか?/得たか?
- この出来事や変化の良い面があるとしたら何か?
- この出来事や変化が教えてくれる課題は何か?/メッセージは何か?
など
この2つの視点で順に答えることで、出来事や変化の意味を明確にし、向き合うべき課題が見えてきます。
紙に書く、スマホにメモする、人に話すなどどんな方法でも構いません。
答えられる質問から進めて、今直面している出来事を整理していきましょう。
5-1.【ステップ1】主観で答える
まずは、先ほどの質問に主観で答えましょう。
質問に答えて出来事の意味などを言語化することで、頭の中が整理され、自分が出来事をどのように捉えているのかが分かります。
例えば、委縮してうまくコミュニケーションが取れず、職場内で複数の人と関係が悪化しストレスを感じているとします。
このとき、次のように質問を使って出来事を整理します。
【課題を明確にするシミュレーション|主観で答える】
- この出来事には、どのような意味・意義があるだろう?
→自分には、この職場は合っていないのかもしれない - この出来事や変化から、何を学んだか?
→あまり話さないほうがいいのかもしれない - この出来事や変化が教えてくれる課題は何か?
→うまくやる方法があるのか、でもどうすればよいか分からない
このように、最初は感情や主観に引っ張られ、課題がはっきりしない状態になりがちです。
主観で整理することで、このままの捉え方では問題を解決できない可能性に気づき、視点を変える必要性が見えてきます。
5-2.【ステップ2】客観的な視点で見直す
さらに以下のように客観的な視点も取り入れましょう。
自分だけの視点では気づけなかった大きな気づきが得られることがあります。
【客観的な視点の例】
- 相手の視点(起きた出来事が人間関係の場合は有効)
- 第3者の視点
- 最高の結果を手にしている未来の自分の視点
- 尊敬する人、メンターの視点
- 歴史上の偉人など、偉大な人物の視点
など
先ほどと同じ人間関係が悪化した出来事も、相手の視点や第三者視点で見ると次のように捉え直すことができます。
【課題を明確にするシミュレーション|視点を変えて答える】
- この出来事には、どのような意味・意義があるだろう?
→複数人と関係が悪化してるなら、個別の相性ではなく自分の関わり方に問題があるサインかもしれない - この出来事や変化から、何を学んだか?
→何も言わない・引いてしまうことが、相手にとっては「冷たい」「やる気がない」と受け取られている可能性がある - この出来事や変化が教えてくれる課題は何か?(今向き合うべき課題)
→委縮してしまいうまくコミュニケーションが取れていないこと
このように質問に答えていくことで、出来事の捉え方が変わり、自分が今向き合うべき課題が明確になります。
6.人生の転機でやるべきこと(2)課題をクリアするために心理的なブレーキを外す

5章で課題が明確になったら、その課題をクリアするために無意識のうちにかかっている「心理的なブレーキ」を外していきましょう。
さきほどの人間関係悪化の例でいうと、「委縮してしまいうまくコミュニケーションが取れていない」ことが"課題"であり、
その背景にある「過去に失敗して強く否定された経験」「うまく話さないといけないという思い込み」などが、"無意識に行動を止めている心理的ブレーキ"です。
多くの場合、「トラウマや過去の記憶」「マイナスの思い込み」「低いセルフイメージ」の3つがブレーキとなっています。
そのため、まずは下記の方法で「自分の行動を止めている原因はどれか」を特定し、それを外していくことが重要です。
これらは、一度で完璧にやろうとする必要はありません。まず、「今の自分にはこれかも」と感じるものから、取り組んでみてください。
6-1.トラウマやネガティブな足枷を特定し、軽減させる・外す
もし課題の原因に、トラウマやネガティブな足枷があると考えられる場合、それを特定し、軽減させる、または外しましょう。
トラウマやネガティブな足枷は、あなたの思考・行動・パフォーマンスを制限してしまいます。
トラウマやネガティブな足枷をつけたままでは、ブレーキを掛けながらアクセルを踏んでいるのと同じ状態です。
そこで、トラウマやネガティブな足枷により行動できない状態から抜け出すための3ステップをご紹介します。
- 【ステップ1】トラウマやネガティブな足枷の「正体」を特定する
- 【ステップ2】トラウマやネガティブな足枷の影響力を軽減する
- 【ステップ3】未完了の想いや問題を一つずつ完了させる
ステップ1から順番に、一つずつ進めてみてください。
6-1-1.【ステップ1】トラウマやネガティブな足枷の「正体」を特定する
まずは、自分のトラウマやネガティブな足枷の「正体」が何かを特定しましょう。
5章で明確になった課題と向き合い、「何がきっかけでそうなったのか」「どんな経験からそう感じているのか」と過去の経験や思い込みを思い出しながら整理していきます。
トラウマやネガティブな足枷を探る手がかりとして、次の項目を参考にしながら、自分に当てはまるものを探してみましょう。
【トラウマやネガティブな足枷(ビリーフ)の例】
- 過去の体験によるトラウマ
- 結果を妨げる/マイナスを生み出す思考パターン、行動パターン
- 怒り、悲しみ、憎しみなどのネガティブな感情
- マイナスの影響を受けている環境や人間関係
- こじれた親子関係や人間関係
- 低いセルフイメージ(自分自身に対する評価やイメージ)
- 「自分はできない/能力が低い/無力だ」など、正しいと信じている思い込み
- 未完了の想い、問題
- 自己否定や自信のなさ
- マイナスの生活習慣(食事、水分補給、栄養、睡眠、運動など)
など
例えば、先ほど例に出した委縮してうまくコミュニケーションが取れず、職場で複数人との関係が悪化しているケースだと以下のように考えられます。
「何がきっかけでそうなったのか」「どんな経験からそう感じているのか」を考えると、
→うまく話さないといけないという思い込み(正しいと信じている思い込み)は
→過去に失敗して強く否定された経験(過去の体験によるトラウマ)から生じている
このように影響していることが見えてきます。
このように、過去の経験や思い込みを具体的に振り返ることで、自分の中にどのような「トラウマやネガティブな足枷」があるのかが少しずつ見えてきます。
6-1-2.【ステップ2】トラウマやネガティブな足枷の影響力を軽減する
次に、トラウマやネガティブな足枷の影響力を軽減していきます。
トラウマやネガティブな足枷の影響力を軽減するには、過去の出来事に対する評価や意味づけを変える必要があります。
そこで、以下の質問に答えてみましょう。
【過去の出来事に対する評価や意味づけを変える質問】
- あの出来事から学んだこと、得たことは何か?
- もしも、あの出来事以上にひどいことが起きていた可能性があるとしたら、それは何か?
- あの出来事は、自分にとってどんな意味があったか?
- ネガティブな重し(足枷)を持ち続けることで、何を得られるか?
- 自分自身に対するマイナスの評価は、誰が決めたのか?/それは本当か?
- 今後も持ち続けたいか?
- ネガティブなものを持ち続ける代わりに、どうなりたいか?
など
先ほどの「過去に失敗して強く否定された経験」に対して振り返ると、下記のような気づきを得られます。
- 何も考えずに発言すると、相手の期待とズレて否定されることがあると学んだ
- その経験から、発言は慎重にすべきだと捉えるようになった
- 結果として、発言に慎重になりリスク回避はできていた
ただしその一方で、誤解や距離が生まれる場面も増えていたため、
「この捉え方のままでは関係性に悪影響が出る可能性がある」と気づくことができます。
このように、「その出来事に対して自分がどう意味づけしていたか」に気づき、「一部の経験」として切り離すことで、心理的なブレーキが軽減されていきます。
6-1-3.【ステップ3】未完了の想いや問題を一つずつ完了させる
さらに、未完了の想いや問題を一つずつ完了させましょう。
やりたいのにやっていない、謝れていないなど、未完了の想いを持ち続けていると、無意識のうちに負担になり、行動や判断を鈍らせる原因になります。
下記をもとに、自分の中にある想いや問題を明確にし、できていなかったことを実行するなどして、一度自分の中で区切りをつけましょう。
【未完了の想いや問題の例】
「気になっていること」「引っかかっていること」を探すイメージで確認しましょう
- やりたいのに、やっていない/先延ばし/諦め/目を背けていること
- あなたから元気やエネルギーを奪う環境、人間関係、習慣
- 感謝したい、謝りたいと思いながら、できていないこと
- わだかまりのある親子関係、人間関係
- 決めたことをやらない/ものごとを中途半端にするパターン
など
例えば、先ほどの人間関係悪化のケースで考えると次のようになります。
【未完了の想いや問題の具体例】
過去に失敗して強く否定された経験の中で、「本当は誤解を解きたい・謝りたい」と思っている相手がいるとします。
しかし今さら言いづらいといった理由で行動できないまま時間がたつと、その出来事は終わったことではなく、頭の中で「未完了の状態」として残り続けます。
そのまま放置すると、同じような場面に遭遇したとき「また同じことが起きるかもしれない」と、無意識に気を使ったり、委縮したりする原因になるのです。
このように未完了のまま残っている状態は、その後の行動や反応に影響を与え続けてしまいます。
だからこそ、未完了の想いや問題を持っている場合は、実行する、謝る、感謝するなどして、一つずつ完了させ、トラウマやネガティブな足枷を外していきましょう。
6-2.正しいと信じているマイナスの思い込みを変える
正しいと信じている「結果を妨げる思い込み、マイナスを生み出す思い込み」を「肯定的で健全な思い込み」に変えていきましょう。
このような思い込みは、無意識のうちに思考・感情、行動を制限してしまいます。
【マイナスの思い込みの例】
- 私には出来ない/無理
- 私には能力がない
- 私は大したことはできない
- 私は無力だ
- 私にはまだ早い
- 私は価値のない人間だ/人に必要とされていない人間だ
など
例えば、先ほどの「委縮してしまいうまくコミュニケーションが取れていない」例では、「うまく話さないといけないという思い込み」がこれに当たります。
このような思い込みは、あなたの心の深い部分に根付いているため、変えるためには専門的な方法を取り入れると効果的です。
そのためここでは、心理学NLPに基づいた質問を使い、思い込みを整理しながら少しずつ緩めていきます。
上から順に、実際に書き出しながら取り組んでみてください。
【マイナスの思い込みを変える/緩める質問】
- いつ、何がきっかけでそう思ったのか?
- その思い込みは誰が決めたか?
- その思い込みは本当か?/事実か?
- あなた以外に、それができている人はいないか?
- どうしてそう思ったのか?
- 何と/誰と比較してそう思ったのか?
- その思い込みからどんな影響を受けてきたか?/今後はどんな影響を受けそうか?
- その思い込みは必要か?/変えたいか?
- 望んでいる結果を出すために、どのような思い込みが必要か?
- 今の思い込みに代えて、どんな思い込みを手にしたいか?
など
例えば、「うまく話さないといけない」という思い込みを持っている場合、上記の質問に答えるだけで以下のように思い込みを緩められます。
【「うまく話さないといけない」という思い込みに対する気づき】
- 一部の場面で否定された出来事にしかすぎない
- ほかの人は完璧でなくても普通に会話している
- むしろ話さないことが機会損失になっている
これらに気づいた結果、「うまく話さないといけない」→「ある程度伝われば問題ない」というように、思い込みを緩めることができます。
まずはこれらの質問を通じて、自分を縛っているマイナスの思い込みを「一つの解釈として捉え直すこと」から始めていきましょう。
マイナスの思い込みを変えた事例
例えば、青木さんは家庭環境に由来する「人に頼ってはいけない」「迷惑をかけてはいけない」という思い込みから、人に頼るのが苦手な状態にありました。
しかし、NLPを学び自分を客観的に見られるようになったことで、その思い込みが、かえって周囲に不安や負担を与えていた可能性に気づきます。
その後は、「自分が頼ることで相手も安心する」という視点に変わり、人間関係にも変化が生まれたといいます。
▼この事例の詳細を詳しく知りたい方はこちら
6-3.自分への評価(セルフイメージ)を高める/書き換える
人生の転機でよりよい未来を手にしたいなら、自分への評価=セルフイメージを高め、書き換えましょう。
セルフイメージとは、あなたが自分自身に抱いている自己評価やイメージのことです。
セルフイメージは思考、感情、行動に大きく影響するため、低いままだと、ものごとがスムーズに進まなくなったり、思うように結果が出なくなったりします。
【セルフイメージはこうして下がる】

セルフイメージは、過去の出来事や環境の変化によって、下がってしまっているケースも少なくありません。
その原因に気づき、見直していくことで、セルフイメージを変えていくことができます。
そこで、これからご紹介する方法を使って、セルフイメージを少しずつ書き換えていきましょう。
【セルフイメージを高める/書き換える方法】
- トラウマやネガティブな足枷を外す・軽減する
- 未完了を完了させる
- 達成グセをつける(やると決めたことは行う)
- 身を置く環境を変える(プラスの学びや影響のある人達と付き合う)
- メンターや尊敬している人をモデリング(模倣)する
- 自分を認める/感謝する/ねぎらう/いたわる
- 言葉にするだけで、力がみなぎる言葉を声に出す(アファーメーション)
- 結果を出している自分の姿をイメージする(1日1回以上、毎日)
など
まずは、今の自分が一番取り組みやすいものを1つ選び、実践してみてください。
セルフイメージについてさらに知りたい方
セルフイメージについては下記の記事に詳しくまとめています。ご興味をお持ちの方は、併せてご覧ください。
↓
セルフイメージとは?あなたの成果、収入、人間関係にどう影響を及ぼすのか
また簡単なテストで、あなたのセルフイメージの状態が分かる「セルフイメージ診断テスト」も併せてお試しください。
7.人生の転機でやるべきこと(3)良いパフォーマンスを発揮できる状態に整える
ここからは、人生の転機を「最高の結果」にするために、日常の中で「良いパフォーマンスを発揮できる状態」に整える方法をご紹介します。
人生の転機では「何をするか」だけでなく、「どんな状態でいるか」が非常に重要です。
同じ行動をしていても、心と思考が乱れている状態では判断がぶれやすく、本来の力を発揮できません。一方で、状態が整っていると、必要な行動を自然と選びやすくなります。
そのためこの章では、日常の中で本来のパフォーマンスを安定して発揮するための方法を2つご紹介します。
これらは毎日できるのが理想ですが、まずは週に3~4回を目安に、無理なく取り入れてみてください。
7-1.心と思考を落ち着かせる時間を日常に取り入れる
心と思考を落ち着かせる時間を、日常に取り入れましょう。
人生の転機では不安や混乱など、ネガティブな感情が生まれることが多いものです。
心が不安定なままだと、集中力や創造性が低下し、本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。
その結果、判断がぶれる、選択を誤ってしまうという可能性があります。
そのため、人生の転機では、常にプラスでもマイナスでもない、バランスのとれた心理状態でいることが大切です。
そこで、心の状態を整える方法として有効な「マインドフルネス」をご紹介します。
マインドフルネスを行うことで、柔軟な思考や心理状態を作る効果が期待できます。
その結果、創造的で建設的な思考や行動ができるようになり、人生の転機においてもより良い判断がしやすくなります。
マインドフルネスの具体的なやり方は以下のとおりです。
【マインドフルネスの基本的な方法】
ここでは基本的な方法をご紹介します。以下の手順で行いましょう。
- 椅子に座って姿勢を正す
- リラックスすることを自分へ許可する
- 目を閉じてゆっくりとした深呼吸を10回行う
- 通常の呼吸に戻し、自然な呼吸を繰り返す
- 呼吸に意識を向けながら、あるがままに呼吸を続ける
- もしも雑念が湧いてきても、呼吸に意識を向け続け、雑念は浮かぶままにする
◆可能であれば、1日15分、週に3回か4回行いましょう。
心と思考を落ち着かせる時間を日常に取り入れることで、人生の転機においても冷静に判断し、より良い行動を選択できるようになります。
心の状態を整え、パフォーマンスに変化が生まれた事例
研修会社を経営する五十嵐さんはあるとき、「同じ人間なのにパフォーマンスにばらつきが出るのは、そのときの心の状態に左右されているからだ」と気づきます。
そこで、心理学NLPで「心の状態を整えること」を重点的に学び、日常に取り入れました。
その結果、落ち込み方や落ち込みからの回復時間が変化し、初動のスピードも早くなったといいます。
▼この事例の詳細を詳しく知りたい方はこちら
7-2.大事なことに時間を使う
人生の転機を最高の結果にするために、「何を優先すべき人生なのか」を明確にし、あなたにとって大事なことに時間配分を戻すことが重要です。
人生の転機で起きている問題は、自分にとって大事なことを後回しにし続けた結果、起きているケースが多いものだからです。
例えば、仕事や人間関係のストレス、体調不良などは、本来優先すべき休息・家族との時間・生活習慣が後回しになり、時間配分が偏っていることで悪化しているケースがあります。
そのため今のタイミングで、自分が本当に大切にしている価値観を明確にし、そこに時間を使えるよう見直す必要があります。
価値観が整理され、優先順位が明確になると、時間の使い方が整い、結果として問題の原因も少しずつ解消されていきます。
自分の価値観を明確にするためのワーク
大切なことに時間を使うための補助ツールとして、以下の質問を使いながら自分の価値観を整理していきましょう。
【自分の価値観を明確にするための質問】
- ◯◯で大切なことは何ですか?
◯◯の中に仕事、人間関係、結婚生活、恋愛、お金など、テーマを入れます。
- この質問により、テーマに対して大切な価値観を明確にします。
- この質問を繰り返して、価値観をより明確にしながら、掘り下げていきます。
- どうしてそれが大切なのですか?
- 1番の質問の答えに対して答えます。
- それを満たすことで何を得ることができますか?
- 1番の質問の答えに対して行います。
- この質問により、あなたが心の深い部分で求めている利点を明確にします。
- この質問を繰り返すことで、より深いレベルで求めている利点を明確にします。
- それを満たすために、今からできるはじめの一歩は何ですか?
- 3番の質問の答えに対して行います。
- さらに2歩目、3歩目は何ですか?
- それをすることで、デメリットやマイナスの影響はありますか?
デメリットがなければ、前に進みましょう。
まずは1つのテーマで書き出しながら整理してみましょう。
例えば「仕事」で考えると、
- 大切なのはコミュニケーション
- 理由は仕事を円滑に進めるため
- 得られるのは誤解の減少と協力関係
- 一歩目は短い発言や相槌
といった形で、価値観と行動の軸が整理されていきます。
価値観が明確になったら、行動の優先順位を見直して本当に大事なことに時間を使うようにしていきましょう。
8.人生の転機でやるべきこと(4)未来を描いて行動していく

最後は、望む未来を現実にするための行動を2つご紹介します。
ここまでで取り組んでいただいた方は、自分を止めていた要因に気づき、心や思考が整っているはずです。
あとは、「どんな未来に向かうのか」を明確にし、「今持っているものをどう活かすのか」を具体化するだけです。
この2つのアプローチが、人生の転機を「最高の未来」につなげる確かな一歩となります。
一つずつ丁寧に取り組みながら、未来とリソースを整理していきましょう。
8-1.魅力的な未来を具体的に描き出す
まず、あなたにとって、これ以上ない魅力的な未来を具体的に描きましょう。
未来を具体的に描くことで、脳が進む方向を認識し、日常の中で必要な情報や選択肢に気づきやすくなるからです。
これは、脳のフィルター機能である「RAS(脳幹網様体賦活系)」が大きく影響しており、意識しているものほど自然に目に入りやすくなります。

ネガティブな状態やほしくない結果に目を向けてしまうと、望んでいない現実へ自分を方向づけてしまいます。
一方で、魅力的な未来に意識を向けることで、無意識のうちに行動や選択が変わり、理想の未来に近づきやすくなります。
そこで、以下の質問に答え、魅力的な未来を描き脳に認識させましょう。
【魅力的な未来を描く方法】
以下の順番に質問に答えて紙に書き出しましょう。
- あなたにとって魅力的な未来は何ですか?
- 魅力的な未来が手に入ったらどのように分かりますか?
- 魅力的な未来はいつ、どこで、誰と作りますか?
- 魅力的な未来を手にすることで、あなたや周囲はどのように変化しますか?
- 魅力的な未来を手にするために、あなたがすでに持っているリソースは何ですか?
- 魅力的な未来を手にすることを妨げるものがあるとしたら何ですか?
- 魅力的な未来を手にすることはあなたにとって、どのような意味がありますか?
- 魅力的な未来を手にするために、今からできる最初の一歩は何ですか?
こういう状態になったらゴールが手に入ったと分かるという、視覚的、聴覚的、感覚的、状況的な証拠を明確にしましょう。(何が見え、何が聞こえ、どのような感じがするかなど)
:周囲にはどのような影響や変化がありますか?
:あなたや周囲に、何かマイナスの影響がありますか?
:あるいは、これから必要になるリソースは何ですか?
リソースとは役立つ、有形・無形の財産や武器になるものを指します。
:あるいは、どんなリスクがありますか?
:あるいは、どのように大切ですか?
:そして2歩目、3歩目はなんですか?
◆ピンチや困難の中にある場合、未来を描くのは難しく感じるかもしれません。そのときは以下のような質問を行いましょう。
「今の状況に代えて、どのような状態を手にしたいか/未来を手にしたいか?」
この質問に答えていくことで、最初は「人間関係を良くしたい」というあいまいなイメージでも、「どんな場面で」「誰と」「どんな状態になっているのか」が具体化されていきます。
実際に、未来を明確に描いたことで、望む未来を手に入れた例があります。
ビジョンを明確にして望む未来をつかんだ事例
美容室の経営をしている後藤さんは「世界的なヘアショーの舞台に立つ」という明確なビジョンを描いていました。
望む未来を明確にしたことで、必要な仲間が自然と集まり、ビジョン達成のために必要な気づきやメッセージを拾えたといいます。
その結果、目標としていたヘアショーのJAPANチームの一員として選出されるという望んだ未来をつかみました。
▼この事例の詳細を詳しく知りたい方はこちら
人生の転機という変化のタイミングだからこそ、意識的に「理想の状態」に目を向けることが大切です。
8-2.自分のリソース(資源)を見直す
最後に、あなたがすでに持っているリソース(資源)を見直しましょう。
自分のリソースを明確にすることで、「自分にはなにもない」と感じてしまう状態を防ぎ、今あるものを活かして行動できるようになるからです。
ここでいうリソースとは、以下のような有形・無形の財産や武器になるものを指します。
- 経験
- 人間関係
- スキル
- 知識
- 体力
- 健康
- 環境、お金 など
また、多くの場合リソースがないのではなく、すでに持っているものに気づけていないだけです。
すでに持っているリソースに気づくことで、選択や行動の幅を広げることができます。
そこで、以下の質問を使いながら、あなたのリソースを明確にしていきましょう。
【リソースを明確にする質問】
- すでに持っているリソースは何ですか?
- 人から褒められる、認められる、長所といわれることは何ですか?
- あなたが乗り越えてきた経験、成長や学びになった経験はなんですか?
- あなたを愛してくれる、協力してくれる、支えてくれる、応援してくれる人は誰ですか?
- あなたの持っているスキルや能力はなんですか?
- あなたが人に誇れるものは何ですか?
- あなたが継続的に磨いてきた、頑張ってきた、勉強してきたことは何ですか?
など
これらの質問に答えていくと、過去に乗り越えてきた経験やそこから得た学び、仕事や人間関係の中で身につけてきたスキルや知識などを整理することができます。
その結果、「自分には何もない」という感覚から「すでに使える資源がある」という認識に変わり、今あるものを活かして進める状態へと切り替わります。
| NLPを学び、人生の転機を望む未来につなげている方が多くいます |
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NLPを活用し、望む未来や自分のリソースを明確にすることで、人生の転機を望む未来につなげている方が多くいます。
このように、NLPを活用して、自分の望む未来やリソースを明確にすることで、行動や成果に変化が生まれているケースが多々あります。 しかし一方で、多くの方が
という課題を抱えています。 もしあなたが、「人生の転機を最高の結果にしたい」「自分の進む方向や自分の強みを明確にしたい」と感じているなら、NLPはその助けになります。 そこで現在、NLPの考え方を実際に体験できる講座を開催しています。 体験講座では、
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9.まとめ
この記事では、人生の転機で見られる兆候、人生の転機の捉え方、人生の転機において「変化を乗り越え、最高の結果に変えるためにやること」をご紹介しました。
人生の転機となる出来事は、常に私たちに課題を教えてくれます。
その課題に共通しているのは、課題をクリアすることで、「充実感や満足度の高い人生」「望んでいる結果」「魅力的な未来」につながるということです。
さらに人生の転機は、どのような形で現れるかが様々です。人によってはチャンスや幸せとして変化が現れ、人によっては非常につらい状態を迎えているかもしれません。
しかしそれがどのようなものであれ、あなたの行動と過ごし方で、乗り越え、プラスに変えることができます。
人生の転機を、あとから振り返り、かけがえのない経験だったと言えるようにお役立ていただければ幸いです。



