用語集:セルフイメージ - NLP-JAPAN ラーニング・センター 東京・名古屋・大阪・福岡

お電話|月~金 12:00~18:00

  • 東京
  • 名古屋
  • 大阪
  • 福岡

NLP用語集

セルフイメージ

セルフイメージとは、
自分に対して抱いているイメージや自己認識のことです。

例えば、
「自分は〇〇なタイプだ」
「自分は〇〇が好き/得意!」
「自分は〇〇が嫌い/苦手...」

これらのような、「自分=〇〇」というイメージや印象のことを指しています。

セルフイメージは、
人生のあらゆる出来事や経験を通して、
私たちが個別に作り上げたもの。

幼少期からの体験や、これまでの成功/失敗体験、
親や友人から言われた言葉などを元に、無意識のうちに形成されています。

私たちの内面に形成されたセルフイメージは、
これからの人生にプラスとなる影響を及ぼすものもあれば、
マイナスに影響する可能性があるものも存在します。

セルフイメージは
人生のあらゆる場面で作られる

セルフイメージは、
仕事や日常のあらゆる場面において形成されています。

例えば下記のようなものです。

場面 セルフイメージの例
仕事
  • 私は仕事ができるタイプだ
  • 私は仕事で結果が出せないタイプだ
  • 私はマネジメントが得意/苦手なほうだ
人間関係
  • 私は友達に恵まれるタイプだ
  • 自分はどうせいつも独りだ
  • 環境を変えても私にはきっと良い出会いが訪れる
お金
  • 私はお金には困らないタイプだ
  • 今の収入を数倍に伸ばすことは可能だと思う
  • 私はお金持ちにはふさわしくない

この例からも分かる通り、セルフイメージとなって表れるのは、
「自分がどんな存在か」というアイデンティティの部分や、
「自分の能力」に対する自信の大きさ、といった要素です。

今回は、「仕事」「人間関係」「お金」という3つのテーマを
取り上げてご紹介しましたが、この他にも「恋愛」「キャリア」「健康状態」など、
人生におけるすべての場面において、セルフイメージが存在し、それが人生に影響していきます。

あなたの未来が
予測できてしまう
セルフイメージの凄まじい威力

セルフイメージは、
人生で得られる結果を左右してしまうほどの威力を持っています。

そして、実はこのセルフイメージから、あなたの未来が予測できてしまいます

その理由について、『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPでは、
下記のように言われています。

私たちは生まれてから20歳になる頃までに、
無意識の内に、自分のパターン(傾向)の基礎的な部分を作り上げてきます。

それは、ポジティブやネガティブといった心理的な傾向をはじめとして、
考え方や価値観、そしてここでご紹介しているセルフイメージも同じです。

一度、自分のパターンやセルフイメージが作られると、
意図的に変えようとしない限り、その傾向がこの先もずっと継続していくのです。

簡単な例を出してお伝えすると、下記の通りです。

■パターンA:
高いセルフイメージを持っている場合

セルフイメージの例:
『自分はいつもうまくいく』


そのような考えの元、どんなことも出来るようになるまで努力をしたり、失敗しても諦めず、
目標に向かって進み続けられる「いいパターン」が、これからも続いていくと予測できます。

■パターンB:
低いセルフイメージを持っている場合

セルフイメージの例:
『自分はうまくいかないことが多い』


そのような考えの元、自信なさげな態度や振る舞いになってしまう「マイナスなパターン」が、
辛いことに、この先もずっと繰り返されてしまう可能性が高いと予測できます。

自分を今よりも良い状態にしていこうと思ったとき、
セルフイメージを変える/高める作業は、必須とも言える内容です。

ご自身のセルフイメージの状態について、ご興味がある方は、
下記の簡単なテストでチェックできます。

簡単なテストで、あなたのセルフイメージの状態がわかる

→「セルフイメージ診断テスト」はこちら

あなたの現状は
セルフイメージ通りに作られている

私たちの脳には「証拠を探す」という仕組みがあります。

例えば、「自信がない」とほんの少しでも思ったとたん、
脳は「自信がない」ことについての根拠を、ひたすら用意しようとします。
それも、無意識のうちに。

  • 過去にこんな失敗をした
  • 人にバカにされた経験がある など

様々な情報を探して、「自信がない」というあなたの考えを証明していきます。

これは確証バイアスと呼ばれる脳の仕組みですが、セルフイメージに当てはめてみると、
下記のようになります。

「自信がない」というセルフイメージを持った場合、

「自信がない」根拠を探し出す脳の仕組みが働いて、

「自信がない」というセルフイメージが証明される現実が作られていく。

今回はマイナスな方向に働いてしまう例をご紹介しましたが、もちろん、逆もしかりです。

自分にとってプラスとなるセルフイメージを持っている場合、また同じように、
そのセルフイメージに見合うような現実が作り出されていきます。

こうした背景から、セルフイメージの威力について、心理学NLPでは下記のように言われています。

あなたの今の仕事や年収、地位(ポジション)、人間関係・・・。
すべては、今のあなたのセルフイメージに相応しい状況を、
自分自身で忠実に作り出した結果である。

もし、望んだ状況が得られていないとお感じであれば、
その原因は、あなたのセルフイメージにある可能性があります。

セルフイメージを高める際の
注意点とポイント

基本的にセルフイメージは、生まれてから身につけてきたもの。
ですから、後から変えていくことが可能です。

とは言え、セルフイメージを高める/変える方法として、
書籍やSNSなどでよく紹介される、次のような手法は、
表面的なアプローチになってしまいます。

  • 口癖を変える
  • イメージトレーニングする
  • ポジティブな人と付き合う など

これらの手法は、
効果はゼロではありませんが、小手先のテクニックとなるため、
セルフイメージを大きく変える決定打にはなりづらいのが実際のところです。

そこで、必要となる適切なアプローチとしては、
「成功体験を増やすこと」「根本的に内面を変えること」の2つが挙げられます。

まずは、どんなに小さなことでも構いませんので、
「成功した」「達成した」という経験を一つずつ積み重ねて、
成功体験の数を増やすことが大切です。

そして、セルフイメージの低下に大きく影響する、
過去の心の傷やマイナス面をクリアにするような、
根本的なアプローチを取っていくことも欠かせません。

こうした要素をバランスよく満たしていくことで、
セルフイメージが高まり、人生で望む結果が得られるようになります。

簡単なテストで、あなたのセルフイメージの状態がわかる

→「セルフイメージ診断テスト」はこちら

その他のNLP用語

一つ前の用語:{{ getPrevItem.name }} | 

次の用語:{{ getNextItem.name }}

よく検索されているNLP用語


TOP