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2025.08.23 自己成長

あなたはどちらの生き方を選ぶ?/原因側と結果側

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人生をより良くしたいと思う人にとって、
とても大切なベースとなる、大切な考え方をご紹介します。

では、早速あなたに質問です。

仮にあなたが人生の達人(マスター)であったり、
プロのコーチ、セラピストだったとして

これから紹介する人物の考えや人生をどう思うか考えてみてください。

仮に登場人物「A」さんとしておきましょう。

Aさんは、生まれてすぐに母を病気で亡くしました。

その後、お父さんが再婚されたのですが
2人目のお母さんには1人、子供がいました。

Aさんは2人目のお母さんから、
自分が産んだ子供ではないからという理由で冷たく扱われてしまいました。

お母さんは、毎晩、お酒に酔うと「あの子は、うちの子ではない」という言葉を発し、

その言葉を何度も聞いて、毎日枕を濡らしていたのがAさんの幼少期です。

こういう経験をした人が、何年も何十年もずっと
「親のせいで自分の人生は台無しになった」と言い続けていたら、

その人の人生はこれから向上していきそうでしょうか?

仮にあなたがプロのセラピストやコーチだったとして、
こういった想いを持ち続ける人の人生がどうなると思いますか?

人を恨む、呪う、何かを許さないでいる etc

これらを心理的に持ち続けるのは、
心理学だけでなく、宗教でも哲学でも、「よし」とはされていません。

自分をより苦しめる原因となってしまうため、持ち続けるのは、
負を背負い続けたまま歩くことになってしまうのです。

ちなみに先ほどの例で挙げたAさんとは、
「明石家さんま」さんの幼少期の出来事で「実話」です。

明るくてポジティブ全開のさんまさんですが、
実は幼少期にとても辛い経験をされていたのです。

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さて、そこで

これらを元にNLPの講座の中でご紹介している、

自分は「原因側」に立つのか、
「結果側」に立つのかというお話をします。

例えば、

  • 親のせいで、自分は不幸だ。だから人生が上手くいかない
  • 政治家がダメだから、生活が苦しい
  • 上司に恵まれないから、いい仕事ができない

このように、外部の何かの影響で
今の自分(結果)があるという見方を「結果側」の視点とします。

カウンセリングやセラピーの世界で非常に有名な、
京都大学の名誉教授である河合隼雄先生は

『カウンセリングやセラピーを受けにくるクライアントの方で、
自分の辛い現状を「何かのせいにし続けている人は、
どんなプロが対応しても良くはならない」

と、おっしゃっています。

人生では、「良いこと」も「苦しいこと」も、
両方の出来事があらゆる人に起こる訳ですが

どんなに辛い出来事があったとしても、
どこかのタイミングでそこから離れ、

自分で自分の道を作る「原因側」の思考に
変わらないといけないのです。

これが人生を良くしていくためのベースの考え方になります。

この記事を書いている私(芝健太)も、若かりし頃、

ときおり家族を恐怖に陥れる、
理不尽極まりないことをする父親に対し、

「どうして自分はこんな家に生まれたのか」
と、不満を持ち続けていたことがありました。

その思考から抜け出せなかった期間はポジティブになれず、
ずっと負を背負いながら生きていたように思います。

辛く、苦しい体験があると

「何かのせいにしたくなる」ものです。

しかし、そこに囚われすぎると
人生はプラスに展開していきません。

ずっと結果側でいると
周囲に翻弄される人生になってしまいます。

どこかで切り替え
何かのせいにし続けるのはやめたいものですね。

そして、

先ほども書きましたが、
人生では良いことも、悪いことも両方起こる。
これが人生なのだと思います。

強運の持ち主と言われるメジャーリーガーの大谷翔平選手ですら、
一番信頼していた人に26億円を横領されていた事件が起こったりするのですから。

このような形でどんな人にも
人生では両方の出来事が起こるのです。。

どこかのタイミングで起こったマイナスの出来事から離れ、
どうプラスに転化していくか。

人生を成長のプロセスに変えるためには、
ここが大きな鍵となります。

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最後に

明石家さんまさんの素敵なお話で終えたいと思います。

子供は親から見捨てられると生きていけません。

毎晩「あの子はうちの子じゃない」と
言われ続けた明石家さんまさんは

想像を絶する不安や寂しさ、心細さの中で、
2人目のお母さんとの生活を過ごしていたのだと思います。

そこで、さんまさんは、新しいお母さんに気に入ってもらおうと、
一生懸命笑ってもらえるように、面白いことをたくさんやっていたそうです。

おそらく、
そうこうしているうちにお笑いの能力が開発されたのでしょう。

気づけば学校で一番オモシロイやつ。と言われるようになり、
高校の先生からは「お前は吉本にいけ」と言われるようになったそうです。

そこからは、皆さんがご存知の通り

売れ続けるのが極めて難しい言われる芸能界で
50年以上、トップで居続けていらっしゃって、

まさに「お笑い怪獣」と言われる存在になられました。

さんまさんの人生は
まさに逆境を見事にプラスに転じた素晴らしい例だと思います。

そして、さんまさんの子育てのエピソードです。

さんまさんは自身の経験から、大竹しのぶさんと結婚された時に

大竹しのぶさんのお子さんに寂しい思いをさせないようにするために、
家に帰ると自分の血のつながった自分の子よりも先に、

大竹しのぶさんの子供を、
毎回ハグし大切にしていることを示していたそうです。

また、さんまさん自身が子供の時に新しいお母さんを
「ママ」「お母さん」と呼びにくかった経験があったのでしょう。

家では、自分のお子さんにも、大竹しのぶさんのお子さんにも
「パパ」「お父さん」とは呼ばせず、
『ボス』という呼び方で統一されていたそうです。

さんまさんの思いやりや愛情深さが伝わってきますね。

明石家さんまさん
ただの面白いオッサンではなかったのでした。。。


著者:芝 健太

全米NLP協会公認  
NLPマスタートレーナー

当サイトの運営元である「NLP-JAPAN ラーニング・センター」の代表であり、世界有数のNLPマスタートレーナー。仕事やビジネス・対人関係・コミュニケーションなど、人生で役立つ心理学を学べる「大人の学び舎」としてNLPのスクールを運営。

NLP-JAPANラーニング・センターとは、日本最大手の「NLP総合スクール」で、NLP業界の世界5大組織と連携。
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