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2026.02.25 NLP世界権威

新しい行動を生み出すテクニック

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著:ロバート・ディルツ

変化に最も不可欠なプロセスのひとつは、
夢やビジョンから行動への移行です。

NLPには、
ビジョンから行動に移すための、
ある意味で「万能」な創造的手法があります。

それが、
「新しい行動を生み出す
(New Behavior Generator)」

呼ばれるテクニックです。

この「新しい行動を生み出す」の
基本的なステップは、
1970年代後半に
ジョン・グリンダーによって開発されました。

「新しい行動を生み出す」は、
個人の柔軟性が必要とされるほぼすべての
状況に適用できるエレガントな手法です。

基本的には、望ましい行動を
視覚的な映像として構築し、
感覚レベルでその映像に
体感覚的にアソシエイトし、
欠落または不可欠な要素を
言語化するというのが手順です。

これら3つの手順は、
感情とコミュニケーションという
中間プロセスを通じて、
ビジョンと行動が相互作用する
フィードバックループを形成します。

この手法では、
特定の場面(シナリオ)を想像することで
具体的な行動に結びつけていく、
ある種の心的な通し稽古(リハーサル)を繰り返します。

つまり、
視覚映像を体感覚の表象システムに
結びつけることをゴールとしています。

さらにこの手法は、
いくつかの重要な信念が土台となっています。

  1. 人は、脳内で新たなメンタルマップを創造することで、
    新しい行動を学ぶことができる
  2. メンタルマップが完全であればあるほど、
    望む新しい行動を作り込める可能性が高くなる
  3. 自分のゴールに集中することが、
    新しい行動を作り込むための一番の近道である
  4. 人は、新しい行動を作り込むために必要な心的リソースをすでに持っており、
    成功とは、すでにその人が持っているものにアクセスし、
    組織化できることの作用である

「新しい行動を生み出す」テクニックは、
「~であるかのように」振る舞うこと
を通して、これらの信念を表現し、
裏付ける具体的な手順を持つ
プロセスになっています。

すべてのNLPの手法と同様に、
「新しい行動を生み出す」は、
複数の感覚表象システムを巻き込んだ
認知機能の連携的な流れ(シーケンス)を
活用しています。

また、この流れの各段階は、
眼球運動(アイ・ムーブメント)という形での
行動の手がかり(アクセシングキュー)も
活用しています。

目の位置というのは、
アクセスしている特定の表象システムに
焦点を合わせ、
安定させるのに役立ちます。

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目次

    「新しい行動を生み出す」:基本ステップ

    まずは、達成したいゴールを決めます。ゴールは肯定形で表現されていることを確認しましょう。

    (例:「職場の同僚たちに対して、緊張したくない」は否定形のため、「職場の同僚たちに対して、もっと積極的でありたい」などの肯定形で表現する)

    ゴールが決まったら、「新しい行動を生み出す」ための以下、基本的な手順に基づいてプロセスを進めます。

    1. 自分自身に問いかける:「もしも私がすでに新しいゴールを達成できているとしたら、私はどのように見えるだろうか?」
    2. (この時、目を下方左側に動かし、そこに目を置いたまま問いかけます)

    3. ゴールを達成した自分を思い描く
    4. (目を上方右側に動かし、想像力を刺激します)

    5. ビジュアライズ(視覚化)しやすくするために:
      1. 類似する成功例を思い出す
      2. 他の誰かをモデリングする
      3. まずはゴールの一部を達成している自分を思い描く
        (この時、目を上方の左右に動かします)
    6. 映像の中に入り、自分が思い描いたことを今、実際にやっていると感じる
    7. (目を下方右側に動かしながら頭も少し下げ、その感覚に自分を入れます)

    8. この時の感情と、過去の類似する成功体験の感覚を比較する
    9. (目を下方右側に、頭も少し下げた状態を維持します)

    10. 感覚が一致しない場合は、ゴールに何を足せば一致するのかを考える。
    11. 手順1に戻り、要素が追加されたゴールでプロセスを繰り返す

      (目を下方左側に動かしながら、頭も左斜め下に下げます)

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    「新しい行動を生み出す」:手順の詳細説明

    「新しい行動を生み出す」の各基本ステップを正確かつ厳密に行うことで、実践効果を高めることができます。以下に、各ステップを詳しく説明します。

    1. 自分自身に問いかけましょう。
    2. 「もしも私がすでに...【ゴールを言う】...できているとしたら、私はどのように見えるだろうか?」(聴覚デジタル)

    3. あなたが今発言したゴールを完全に達成している自分の姿が見えるような映像を作ります。
    4. 映像の中にいる自分を、ディソシエイトな視点から見るようにしましょう。

      まるで、上から、または隣で、ゴールを達成している自分を見ているかのようです。(視覚の構築)

    5. 自分の映像が明確に見えない場合は、以下のいずれかの方法を取ります。
      1. 類似する状況で成功した自分の映像を使います。自分にこう尋ねます。
      2. 「このゴールに類似していて、自分がすでに達成できるとわかっていることは何だろうか?」

        その類似する状況で、自分は何をするのかを視覚的に見て、今のゴールに合わせて映像を編集または修正します。

        (聴覚デジタル⇒視覚の想起⇒視覚の構築)

      3. 他の誰かをモデリングします。自分にこう尋ねます。
      4. 「自分が発言したこのゴールを、すでに完全に達成できている人は誰だろうか?」

        その人がゴール達成に成功するために何をしているのかを想像します。

        そして、モデル(手本となる人)が実践していたことを、自分も実践している姿を思い描きます。

        (聴覚デジタル⇒視覚の想起⇒視覚の構築)

      5. ゴールを小さなステップに切り分けましょう。自分にこう尋ねます。
      6. 「達成している自分の姿を見ることができる、ゴールの小さな一部はないだろうか?」

        例えば、「私が発言したゴールの第一歩を達成している自分は見えるだろうか?」など。

        ゴールの一部を達成している自分を想像しましょう。

        (聴覚デジタル⇒視覚の構築)

    6. ゴールを達成している自分の映像の中に入り込みます。
    7. 先ほど、ゴールの一部を達成している自分を外側から見ていましたが、今度は、自分自身がそれを実行しているように感じましょう。

      今、あなたには何が見えて、何が聞こえて、何を感じていますか?(視覚の構築⇒体感覚の構築)

    8. その体験に完全に自分を入れることで感じる感情と、
    9. 先ほど特定した、あなたがすでに成功している類似体験で感じた感情を比較します。(体感覚の構築/体感覚の想起)

    10. 判断するためのポイント
    11. 2つの感情が一致していて、すでに達成しているゴールと同じように、新しいゴールも簡単に達成できるという確信が持てたら、プロセスは完了です。

      2つの感情が一致しない場合は、何が欠けているのか、何が必要なのかを考え、(例:「創造性」「さらなる自信の感覚」「もっとリラックスする」)次のステップに進みます。

    12. 足す必要のあるリソースが特定できたら、ゴール設定の時と同じように、肯定形で表現されていることを確認します。
    13. 例えば、あなたがさらに必要としているものが「緊張しない」だった場合、「緊張しないのであれば、緊張する代わりに私はどう感じたいだろうか?」と考えてみてください。(聴覚デジタル)

    14. ゴールを更新します。先の手順で特定した、追加する必要のあるリソースを、単純に「そして」でつなげます。
    15. 例えば、ゴールの言葉は次のように更新されるかもしれません。

      「私は、職場の同僚に対してもっと積極的に接したい(最初のゴールの言葉)。そして、彼らの気持ちも念頭に置いておく」

      ゴールの言葉が更新できたら、手順1に戻り、同じプロセスを繰り返します。(聴覚デジタル)

    注:ゴールの言葉には、必要なリソースをいくつでも追加することができます。

    これが終わった時には、あなたのゴールは次のような言葉になっているかもしれません。

    「私は、職場の同僚に対してもっと積極的に接したい。そして、彼らの気持ちも念頭に置き、そして、自分に自信を持ち、そして、誰かが腹を立てていても冷静さを保つ」

    参考文献
    ロバート・ディルツ、トッド・エプスタイン
    『Tools for Dreamers(ドリーマーのためのツール)』(1991年)

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    NLPトレーナー ロバート・ディルツ(Robert Dilts)プロフィール

    著者より許可をいただき掲載しています。
    http://www.nlpu.com/Patterns/patt16.htm
    This page, and all contents, are Copyright © 1999 by Robert Dilts., Santa Cruz, CA.

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