NLP-JAPANラーニング・センター

ホーム > 受講生インタビュー > NLPセミナー受講生体験レポート:大澤了さん

Profile-プロフィール-

北里研究所メディカルセンター病院の麻酔科の専門医として勤務。
麻酔科を選んだ理由は、患者さんはもちろん、周りの身近な人が病気やケガをした時に治療に最も関わることのできる機会が多いから。
医療技術や医療の質を上げることの他にも、もっと学ぶべきことはあると考え、積極的に他業種のセミナーや書籍から学びを深めて取り入れている。 NLPコース受講後、まずは身近な人からと、職場の同僚やナースへと積極的にチーム作りや指導を行い、新しい体制を作り出している。

お仕事について

◆ 大澤さんのお仕事について教えて下さい。

麻酔科で、手術の麻酔を主にして働いています。
麻酔科というのは、一般的には、手術の時に患者さんに麻酔をかける仕事です。
そのために手術前日に患者さんに説明を行い、手術後に患者さんの体調を確認したりその後の状態をヒアリングする、というのが基本的な仕事です。

麻酔という仕事自体が、普通の状態から痛みを感じなくなるまで深く眠った状態にして、その状態から元に戻すということなので、救命・救急も近い分野ですし、痛みを取るという技術を使うので、ペインクリニックや癌の痛みの治療なども
麻酔科の範疇になってきます。

医者という立場だからこそ、コミュニケーションが重要

麻酔科医として痛みの治療を経験してきた中で、癌の患者さんとか慢性的な痛みを抱えている患者さん、あるいはその家族など、様々な方と接していくうちに感じたのは、医療者-患者-家族の間でのコミュニケーションがうまくいかない方は、痛みも取りにくいということでした。 

つまり、良好なコミュニケーションを取れる患者さんの方が、痛みも取りやすいと私は感じたんです。

そこで、もっと踏み込んだコミュニケーションが取れるようになる必要がある、と思いました。

医療系、医者向けのコミュニケーションセミナーがないかを探していたのですが、どうしても医療系のセミナーはとっつきにくかったんですね。

なぜかと言うと、医者が患者さんに医療について説明する時は、医学用語を使って説明するとわかりにくいから、使ってはいけないと教わるんです。

それなのに、医者向けのコミュニケーションセミナーと謳っているホームページでは、例えば心理学の専門用語をぽんぽん使っている。

その中でNLPのことを知って興味は持ったのですが、どうしても違和感や疑問を感じて、その時は受講しませんでした。

◆ 大澤さんは、ビジネスセミナーのCDや、書籍などから相当勉強されているとのことですが、それは医療関係の方には珍しいことなのですか?

医療をサービス業の一環として捉えれば、医療業界が他業種から学ぶことは多いと私は思っています。

ですが、多くの医者は、自分の医療技術や医療の質を上げることに集中します。
実際、医者は医学のセミナー・勉強会には行くのでしょうが、コミュニケーションなどのセミナーはあまり学びに行かないんですよ。
ですから、私みたいな医者は周りにはいなかったですね。

自分も、正直に言って受講に踏み切るまでにはかなり慎重に、段階を踏んで試しながら受講しました。


まずは、とにかく本をたくさん読む必要があったので、フォトリーディングを受講しようと思っていました。フォトリーディングは、例えば勝間和代さんのように、ビジネスにおいて結果を出しているような人が推薦していたので、受講してみようと思ったんです。

そのフォトリーディングの講師を探していた時に、NLPを教えている先生がいると知り、それがこちら(NLP-JAPANラーニング・センター)の芝さんでした。

講座の中で、NLPのエッセンスに何か感じるものがあれば、その後受講してみようとは思っていたのですが、フォトリーディングを受講した時点でもNLPに対しては半信半疑でしたね。

たとえばフォトリーディングやNLPで扱う、無意識の使い方とは、本で読んだ時点では、医者の目から見れば証拠がないという理由で、受け入れ難いところなんです。

「確かではないことはできない」というのは、医療に置いては仕方がないことなので。
ですが、芝さんのフォトリーディングを受講して、「こんなやり方もアリだな」と、腑に落ちたんですね。

結果が出ることに納得して、一歩を踏み出すことに

◆ 相当慎重にNLPの受講を検討されたということですが、どのくらいステップや期間を設けられたのですか?

幾つか他のNLPセミナーを開催している団体のホームページなども調べましたが、こちら(NLP-JAPANラーニング・センター)のホームページでは、NLPの説明というよりは、「結果・変化」に焦点があたっていましたし、
自分にとって知らない言葉もなく、わかりやすかったんです。

まずNLPセミナーでは何をやるのかを知りたくて、NLP入門DVDを購入しました。
それを見て、正直に言うと多少の胡散臭さをもってNLPを見ていた部分も少しなくなり、次に2日間の入門セミナー(NLPハイパーコミュニケーションセミナー)を受講しました。

セミナーの中で実践的な指導があって、ワークで体験し、ようやくこういうことかと理解できたんです。
それでもまだ慎重な目で見ていたので、NLPを試してみようと思ったんですね。

セミナー中に扱った目標達成のための「チェイン・プロセス」のワークで目標を設定して、それが達成したら、次のプラクティショナー認定コースを受講しようと・・・
本当に慎重ですよね。

◆ では、その目標は達成されたのですか?

そのセミナー受講時には、当時私の所属している麻酔科は自分と、もう1人いたけれど、その1人が辞めてしまうことが決まっていました。
このままの状態だと翌年は本当に自分1人になってしまう。

なんとしても、もう1人常勤医が必要だと感じていました。
そこで、チェイン・プロセスで「何とかもう1人確保する」という目標を設定しました。

それが、ちょうど設定通り半年後に達成できたんです。
もう1人勤務医が来ることが決まった。

これは!と思って、早速翌月から始まるプラクティショナー認定コースに申し込みました。

医療業界とは異なる価値基準にとまどいも

◆ NLPに対して慎重だったとのことですが、他に悩んだ点はあったのですか?

やっぱり金額です。
医療系のセミナーですと、認定医取得に必要なセミナーでも2日間で4~5万円が相場。
セミナー自体も、心肺蘇生の勉強とか、専門的な技術のものが多いです。

それに対しても(金額が)高いという認識を持っている医者もいますが、それでも医療系のセミナーを受講するのは、例えば心肺蘇生のセミナーを受けて、そのスキルが身に付き、資格も取得できる。
医療系の人間にとってはスキルとしての証、医者としての直接的な肩書きになる。

一方、コミュニケーションセミナーだと、医者にとってみれば何に結びつくか?
と言われれば直接的には結び付かない。技術面と比べれば、優先順位としては低い方なんです。

私にとっても医療系以外のセミナー受講は、フォトリーディングが初めてでしたが、受講してみて、この内容でこの技術が身につくならこの金額でいい、と納得しました。
講師の芝さんの話の持っていき方も上手かったんですね、腑に落ちました。

その後、結果的にプラクティショナーマスタープラクティショナーコア・トランスフォーメーション を受講して、そして今度のNLPトレーナーズ・トレーニングにも参加しますが、それぞれのコースが終わるたびに、 「自分の中で何が変わったか」というような確認をして、金銭的な価値以上のものを得たことを確かめてから次を申し込んでいるので、金額の面についての悩みはなくなりました。

小さなスタートから、職場での関係にも変化

麻酔科医は手術の前日に一人30分くらい、患者さんのところに行って麻酔の説明をして、翌日手術、という流れなんですね。患者さんとコミュニケーションを取れる時間というのは、かなり限られているんです。

術後も様子を見にいきますが、それも他の手術の合間に患者さんの様子を見にいく感じなので、だいたい一人10~15分くらいしか取れないのが現状です。

今、医療の現場では、医療事故とか医療訴訟が増えているのですが、特に手術室というのはほぼ密室で、特に離れたところですから、何か誤解があったり、患者さんの受け取り方と医者との間に違いがあったとすると、問題になりやすくもあります。
患者さんとの限られた時間の中で、いかに信頼関係を築けるかというのは課題になってきます。


私の場合は、中学生でもわかるように説明をする、という風に心がけていますが、それだけではやはり手術前の患者さんの表情は硬いなと感じていて・・・。

手術のリスクも話すので、表情も険しくなってしまうし、緊張している。
その不安を取り除いて安心して手術に臨んで貰えるように、とにかく信頼して貰わなければならない。

NLPを学んでからはYes Setというスキルを知り、「yes」を取るのはすごく重要だと感じました。

◆ 具体的には、限られた時間でどのように活用されるのですか?

まずは、手術前日に麻酔の説明を行う約30~40分の冒頭で、徹底して「yes」を取るんです。
本当に簡単なことですが、患者さんが「はい」という明らかな事実から質問をしていきます。

「○○さんですね?」
「明日は○○の手術ですね?」
「明日の麻酔の説明をしてもいいですか?」

そして、答えてくれたことに対して「ありがとうございます」と御礼を言うことも心がけています。
最後にも、「お時間をいただいてありがとうございます」、というように。

医者の立場は、どちらかと言えば「ありがとう」と言われる方が多いと思うんですね。
それをこちらから言うと、患者さんの表情が変わってくることに気付きました。


もう1つ心がけるようになったのは、患者さんは手術前にはたいてい不安を感じています。
ですから、こちらから先にその不安を挙げて、解消するように説明しています。

「こんなことが不安と感じる患者さんが多いんですよ」と先に言ってしまう。
例えば「麻酔の注射って痛いんじゃないか?って不安な人が多いんですよ」なんて、言っちゃう。
すると、「そうなんですよ」と言ってもらえることが多い。

この「そうなんですよ」を引き出すと、患者さんは、「自分の不安をわかってくれている」と感じるのだと思いますね。

その後、「こうだから大丈夫ですよ」と不安を和らげると、次第に表情が柔らかくなっていくのを見ることができます。

以前は患者さんから聞かれない限りは、一通り流れを説明してから、最後に何か聞きたいことはありますか?と聞く程度でした。

NLPを取り入れてからは、患者さんが不安と感じやすいことを話して、不安を取り除いていって、信頼関係を築く、こんな風に接し方や対応を変えています。 
それでも説明にかかる時間は、ほとんど変わらないですね。

NLPを受講して

◆ NLPを学ばれた上で、医療関係者にとってNLPは必要だと思いますか?

今後の医療現場には必要だと思います。
ただ、医者側の意識がもう少し変わらないと難しい点だとも思います。

例えば、医者の中には患者さんとのコミュニケーションを深めるのは時間がかかると思っていたり、コミュニケーションより医療面のスキルアップの勉強をする方を優先したり、滅多にない休みですから体を休めようというのが優先になるのかもしれません。

それでも、医療者がNLPのスキルや考え方を学ぶことが患者さんにとっても良いことだと思います。
まずは自分が周りのスタッフや院内に広げていきたいですね。

特にナースは患者さんとの接点が多い分、コミュニケーションセミナーへのニーズは高いですし、精神的に抱えるストレスも多いです。NLPは、自分自身のストレスケアにも使えますから、具体的なスキルをナースが身につけていくのは有効だと思います。

私の病院では、若い医師や研修医には、コミュニケーションなどの勉強をしたいという人も出てくると考えて、彼らが受講する手助けになるように、病院側から補助をすることもこぎつけることができました。

まだNLPを受講していない人へのメッセージ

コミュニケーションって、医者になる前にも後にも十分に教えてくれないんですよね。

もちろん医者に限らず、学校でも教えてくれないことだと思います。

私は、今回NLPを受講したことで、こういうやり方があるんだとわかりました。

多分、金額的な面とか知らないものに対する不安とかがあって悩む方は多いと思うのですが、不安であれば、 少しずつ始めていけばいいと思います。
私も慎重にステップを踏みましたし。

そしてNLPを受講した後に、何が変わったかというと、自分が変わったんです。

難しいことに突きあたっても、それをできないとは思わない。
物事の見方とか、捉え方が大きく変わりました。

そうすると、人生って変わりますよね。前向きになったり、何より楽しくなります。
そしてそれが周りにも影響していくのだと思います。

新しいことを知るため、変化のために一歩を踏み出せると、違うステージの扉が開くと思います。
特にNLPを学ぶと、変化が怖くなくなるというか、対応できるようになると思います。


これはどなたかの書籍の受け売りですが、これまでの時代は、戦後の物がない状態から物を得て豊かになることに価値がおかれてきた時代だそうです。

そして豊かな時代に生まれた世代が作っていくこれからの時代は、物質的に豊かな時代にどう生きるか、精神的な、心の豊かさが大事になってくる。今はその転換期だと書かれていました。

ですから、そういう未来とか、病気もそうですけど、不確かなものに向かい合うとき、NLPでの学びは非常に有効で大切なことだと思います。

医者に限らず、コミュニケーションや組織作り、自分自身のあり方に悩んでいる人は多いと思いますが、本を読んだだけではわからないこと、できないことはたくさんある。
ですから実践的に学んで体験して、そして実際に活かして欲しいと思います。

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