セルフコーチングとは、目標達成や問題解決ができるように、自分で自分を導いていくことをいいます。
通常のコーチングはコーチ(他人)が導いてくれますが、セルフコーチングは「コーチ役」も自分が行うところが最大の特徴です。
もしあなたが
- 「もっと早く結果を出したい」「人よりも良い成果を作り出したい」と考えている、または
- 「がんばっているのに成果が出ない」「同じような問題を繰り返してしまう」「自分だけで問題を解消できるようになりたい」と考えているならば、
セルフコーチングに取り組むことがその助けとなるはずです。
しかしながら、セルフコーチングに取り組もうとしても、なかなか成果が出ないまま、やめてしまう方もいらっしゃいます。
そこでこの記事では、実践心理学NLPをもとにしたセルフコーチングの進め方や、実践的なワーク、成功するためのポイントを詳しく解説していきます。

「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれている心理学NLPを累計2.8万人以上の方に教えてきた私たちから見ても、
「課題解決や目標達成能力が高い人」は共通して、セルフコーチングの能力が優れており、社会的地位を確立されている印象があります。
つまり、セルフコーチングを身につけるということは、単に目標を達成する手段を得るだけでなく、
一生どんな環境に置かれても自力で正解を導き出し、人生を切り拓いていく「最強の生存戦略」を手に入れることに他なりません。
ぜひこの記事をきっかけにあなたも「セルフコーチング」のやり方を学び、習慣化して、自らの意志で理想を現実化していく「主体的な人生」を作っていきましょう。
心理学NLPとは
NLPとは、カリフォルニア大学の学者であるジョン・グリンダーと、リチャード・バンドラーによって開発された、心理学です。
Neuro Linguistic Programming、の3つの頭文字をとって、NLP(神経言語プログラミング)と呼ばれており、アメリカの、オバマ元大統領や、クリントン元大統領もNLPを学び、自身の演説に活用をしていました。
NLPを学ぶことで、他者とのコミュニケーションだけでなく、自分とのコミュニケーションを適切に行うためのスキルを身につけることができます。
そのため、自分に対してコミュニケーションをし、コーチングを行う、セルフコーチングにも、NLPの学びを役立てることが可能です。
NLPについてもっと知りたいと感じたら、「NLPとは「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学」の記事をお読みいただくか、すでに10万人以上がダウンロードした「NLP無料レポート」をぜひご覧ください。
目次
1.セルフコーチングとは:目標達成・解決に向けて自分で自分を導くこと
すでにご存じの方もいるかもしれませんが、まずは「セルフコーチングとは何か」を整理していきましょう。
セルフコーチングとは、目標達成や問題解決ができるように、自分で自分を導いていくことです。
通常の「コーチング」では専門的なコーチ(他者)が導きますが、他者ではなく自分自身で自問自答しながらコーチングに取り組むことをいいます。
そもそもコーチングとは
コーチングとは、「目的の場所に、より早く到達することを助けるツール」です。
そのためセルフコーチングができるようになると、あなたが理想とする状態に、早く到達することができるようになります。
コーチングの基礎知識から知りたい方は、「コーチングとは?業界20年のスクールが基本を完全解説」の記事もご覧ください。
コーチングとセルフコーチングの違いは、「コーチが他者である」か、「コーチが自分である」かの違いです。それぞれの特徴をご紹介していきます。
一般的なコーチング(コーチが他者)の特徴
- 全体を通して、客観的な視点が保たれる
- 他者から質問をもらうことで、自分の考えに縛られにくい
- 良質な問いかけにより、考えを深めることが期待できる
- 客観的な視点からのフィードバックを得られる
- コーチによる励まし・承認が得られる
- 他人との約束は守ろうとする人が多く、期日通りに実践しやすい
一般的なコーチングの場合、経験値の高いコーチをつければ、最適な質問を投げかけてもらえる点にあります。
自分で行うセルフコーチングよりもゴールに到達するのが早くなることが期待できます。また、コーチが他者であることによって、客観的に質問をもらうことができます。
一方で、「うまくできなかったら恥ずかしい」「こんな問題を言ったら、どう思われるだろうか?」などと相手の目を気にするかもしれません。
また、スケジュール調整の必要があるというデメリットもあります。
セルフコーチング(コーチを自分でやる)の特徴
- 時と場所を選ばずに実施可能で、毎日の習慣にしやすい
- コーチを依頼する費用がかからない
- 継続的な取り組みによる、着実な変化と成長が期待できる
- 他者に言うのを躊躇するような、大胆な目標を扱うことができる
- 他者にオープンにしづらい問題でも扱うことができる
- 自分との約束なので、自分のコントロールが甘いと期日を守れなくなる
セルフコーチングの場合は、コーチとの時間調整などが要らないため、時と場所を選ばずに自分のペースで進めることができる点が最大のメリットです。
そのため、セルフコーチングは習慣化できると継続しやすく、着実な目標達成や飛躍的な成長を期待できます。
2.失敗しないセルフコーチングの進め方4ステップ
セルフコーチングがどういうものか分かったところで、早速「セルフコーチングの進め方(全体像)」を解説していきます。
セルフコーチングには、大きく以下の4つのステップがあります。

これらセルフコーチングの4つのステップについて、1つずつ詳しくご紹介していきます。
2-1.ステップ1:結果に全責任を持つと決意する
最初のステップは、セルフコーチングに対する「決意表明」をすることです。
本気でセルフコーチングで目標達成や状況改善を実現するには、自分が作り出す結果に対して「全責任を持つ」という決意を持つことが重要となります。
もし「全責任を持つ」という言葉を、漠然としているように感じる場合は、「全ての結果が自分次第である」という考え方を持つことが役立つでしょう。
それは、うまくいかない時に、社会情勢のせいにしたり、上司や部下のせいにしたり、家族のせいにしたりしないということです。
自分の意思や考えを元に行動することで、現実をつくっていくので、セルフコーチングでは「自分が結果に対して全責任を持つ」と決意することが最初のステップなのです。
2-2.ステップ2:ゴールや目標を明確にする
次のステップは、セルフコーチングのゴールや目標を明確にすることです。
ここで重要なことは、ゴールや目標の達成を、「ありありと想像できるほど明確にする」という点にあります。
達成したい目標は何か?
解消したい問題は何か?
どうなりたいのか?
など、ゴールや目標を達成する日付を書いてみましょう。
ゴールの描写は、可能な限り具体的な数値で示すのがおすすめです。
また、関わる人や使うもの、実施する場所なども具体的にします。
ここを明確にすることで、何をすべきか、何が問題になるのかが、わかってくるのです。
例えば、「たくさん本を読む」という設定ではなく、「3週間後の5月30日までに、ビジネス書を3冊読む」という具体的な設定をすることです。
2-3.ステップ3:行動計画を立てる
次は、ステップ2で定めた目標に対して、行動計画を立てるステップです。
- 現状との違いはどのくらいあるのか?
- 何を行うことで、その違いを小さくできるのか?
ということを考えて、行動計画を立てていきましょう。
例えば、ステップ2で「3週間後の5月30日までに、ビジネス書を3冊読む」と決めたとします。
このときに、「まだ読みたいと思っている本を持っていない」「3週間の間に出張が15日分入っている」という状況があったとします。
そのような状況の中で、「どうすればゴールを達成できるのか?」と考えます。
目標と現状の違いが明らかにしたうえで、
- 電子書籍で本を購入する
- 出張のときは、帰りの移動のタイミングに30分は読む
- 休みの日の午後に3時間読む
などと具体的な計画を立てることができるでしょう。
2-4.ステップ4:実践する
いよいよ実践ステップです。ステップ1・2・3で洗い出した情報を元に、行動計画を実践していきます。
そして結果を振り返り、うまくいっていれば継続し、新たな課題があれば、それを解消していきます。
セルフコーチングは、PDCAサイクルと似ており、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)のように、サイクルを回していくことが重要です。
とくにセルフコーチングでは、P(計画)を強化することに繋がっています。
計画を立てる際に、ゴールと現状の詳細な確認を行うことで、Do(実行)へ移しやすい計画を立てることができます。
また、計画が明確であることによって、実施後のCheck(評価)とAction(改善)の具体性が増します。
仕事などでPDCAを意識してこられた方は、そこに、セルフコーチングを加えることで、さらなる成果を期待できます。
3.【実践ワーク】今すぐ自分を変えるセルフコーチングのワーク

前章では「セルフコーチングの進め方の全体像」を示しましたが、ここからは早速、セルフコーチングを進める中で使う実践的なワークの内容を紹介していきます。
【実践ワーク】今すぐ自分を変えるセルフコーチングのワーク
- 制限を外す「マイナス思考の書き出し」
- やりたいことを明確にする「ゴール設定シート」
- 思考を深める「効果的な質問リスト」
- 1日の生産性を最大化する「朝晩の日課」
- 成果を出すための「目標達成ワーク」
一つひとつのワークを丁寧に行うことで、今まで自分を縛っていたブレーキが外れ、理想の未来へ向かうスピードが飛躍的に高まります。
ノートを一冊用意して、新しい自分をデザインしていくワクワク感をイメージしながら、リラックスして読み進めてみてください。
3-1.【ワーク】制限を外す「マイナス思考の書き出し」
制限を外す「マイナス思考の書き出し」は、本格的なセルフコーチングを始める前の「現状把握」や「マインドセット」としておすすめなワークです。
このワークに取り組むことにより、自分でも気づかなかった行動のブレーキを特定し、成果を出すためのフラットな状態をつくることができます。
どれだけ頑張っていても、自分に「マイナスな思考やパターン」がある限り、思うような結果を出せないからです。
▼マイナスな思考やパターンの例
- 1番になったことがないから、私はこの先も1番にはなれない
- 就職に失敗した自分は運が悪い
- 怒られた経験が多く、いつも自分に自信が持てない
具体的なやり方を説明します。
以下の質問例に従って、自分の内面にあるものをノートに書き出してみてください。
【ワーク】制限を外す「マイナス思考やパターン」の書き出し
- 私が結果をつくるのを妨げるものは何だろうか?
- 私の行動を止めてしまうのは何だろうか?
- 私は何を恐れているのだろうか?
- 私が不安になってしまう原因は何だろうか?
- 私が自信を持てなくなる原因は何だろうか?
- 私がよく言い訳にすることは何だろうか?
このように様々な質問に答えていると、自分の心の傷や、ネガティブな経験が思い出されるかもしれません。
そして、ネガティブな経験等が基になって生まれた「マイナス思考やパターン」に気づくことは、セルフコーチングを行う上で、効果的なアプローチです。
人は、「気づかないこと」には対処するのが難しいですが、気づくことができれば何らかの手を打つことができるからです。
これらの質問を通じて自分のパターンを客観的に見つめることが、現状を打破する大きなきっかけとなります。
まずは浮かんでくる言葉を否定せず、すべて紙に書き出すことから始めてみましょう。
心理学NLPメモ:自分の可能性を狭めてしまう「ビリーフ」
このような自分の可能性を狭めてしまうような「マイナス思考」のことを、実践心理学NLPでは「制限的な思考」や「ビリーフ」と言っています。
ビリーフとは、信念・価値観・思い込みなどを意味しており、人は成長過程でさまざまなビリーフを作りあげていきます。
その中には、マイナス思考を引き起こし自分のパターンになっているビリーフもあり、それらは無意識の内にあなたの足かせとなっていることが多いものです。
さらに詳しく知りたい方は、「ビリーフとは「最高の人生」、「望んでいる結果」を生みだす鍵」の記事もぜひご覧ください。
実践心理学NLPには、セルフコーチングで結果を出すためのスキルだけでなく、ビリーフを変えたり、過去の心の傷やネガティブな記憶を解消したりというスキルもたくさんあります。
さらにそこから発展させて、対人コミュニケーションやビジネスでも通用する交渉術、リーダーシップなども学ぶことができます。
その結果、「人生を変えるほどの学びを得ることができた」というお声を多数いただいています。
「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる実践心理学NLPについては、「NLPとは「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる心理学」の記事もぜひご覧ください。
さらに深くNLPを知りたい方は、すでに10万名以上の方がダウンロードした無料レポートをお読みいただくか、毎回多くの方が参加されているNLP体験講座にお越しください。
3-2.【ワーク】やりたいことを明確にする「ゴール設定シート」
やりたいことを明確にする「ゴール設定シート」は、主にステップ2(ゴールや目標を明確にする)で活用するワークです。
このワークに取り組むことにより、脳が本能的に「達成したい!」と切望する、強力な動機付けが可能になります。
人間には「快(喜び)を求め、不快(痛み)を避ける」という本能があり、論理的な数値目標にこの「感情の動き」を掛け合わせることで、セルフコーチングが成功しやすくなります。
- カーテンを開けると、陽の光が入ってきて気持ちがいい。
- カーテンを開けないと、朝を感じられずスッキリ目覚められない。
- 歯磨きをすると、スッキリする。
- 歯磨きをしないと、気持ちが悪い。
このように、行うことで良いことが起きるか、行わないことで悪いことが起きるとわかっていると、行動しやすくなるのです。
具体的なやり方を説明します。
以下の4つの質問をノートに書き出し、自分だけの「ゴール設定シート」を完成させてください。
【ワーク】やりたいことを明確にする「ゴール設定シート」
・達成後のメリット(快)を書き出す
目標を達成したとき、あなたにはどんな「良いこと」が起き、どんな「嬉しい気持ち」になっていますか
・未達成のデメリット(不快)を書き出す
もし達成できなかった場合、どんな「不都合」が続き、どんな「嫌な気持ち」が残りますか
・「やらなければ気持ち悪い」状態を定義する
「歯磨きをしないとスッキリしない」のと同じように、その行動をしないと違和感を覚えるレベルまで、達成後のイメージを具体化します
・五感でイメージを膨らませる
達成した瞬間に、何が見え、どんな声が聞こえ、どのような体の感覚(ワクワク、清々しさなど)があるかを言語化します
このシートを埋めることで、あなたの掲げた目標は、意志の力を使わずとも「脳が勝手に追いかけ始めるゴール」へと進化します。
3-3.【ワーク】思考を深める「効果的な質問リスト」
思考を深める「効果的な質問リスト」は、主にステップ3(行動計画を立てる)で活用するワークです。
このワークに取り組むことにより、自分一人では気づけなかった新しい選択肢を見つけ出し、ゴール達成のスピードを劇的に早めることができます。
なぜなら、自分自身への問いかけは「つい、いつも自分がよく使う質問」に偏りがちですが、プロのコーチも使用する多角的な質問を投げかけることで、脳の制限が外れ、より現実的で強力なアイデアが生まれるからです。
効果的な質問の仕方は専門的なコースで学ぶものなので、ここでは特に重要な「計画で役立つ2つの質問」をご紹介します。
自分に投げかけ、浮かんできた答えをノートに書き留めてください。
【ワーク1】行動を起こした先を確認する質問
「その行動を起こすことで、
あるいはその行動をしないことで、
私は、何を得られるだろうか?
私は、どんな気持ちになるだろうか?
私は、自分をどんな人だと思うだろうか?」
これに答えることで、ゴール達成のために必要な、行動を起こした先にある【プラスの面】と、行動しなかった場合の先にある【マイナスの面】を、自分に直結することとして捉えて、考えることができるでしょう。
ときには、自分の限界を感じてしまい、ゴール達成が難しく思えるようなこともあると思います。そんなときには、以下の【ワーク2】の質問が効果的です。
【ワーク2】自分の可能性を拡げる質問
「もし私が、何でもできるとしたら、最初に何をしようか?
もし、〇〇さんだったら、最初に何をされるだろうか?」
「もし〇〇としたら」という前置きをすることで、ゴール・目標達成を「できること」として考えられるようになるためおすすめです。
それにより、可能性が拡がり、新しいアイデアが浮かんでくるようになるでしょう。
そして、出てきた答えを元に、現実的な計画を立てていきます。
3-4.【ワーク】1日の生産性を最大化する「朝晩の日課」
1日の生産性を最大化する「朝晩の日課」は、主にセルフコーチングの実践ステップを習慣化するためのワークです。
このワークに取り組むことにより、流されるままに過ごす1日を、自分の意志でコントロールし、充実した体験へと変えることができます。
世界のトップコーチも実践しているように、朝に「意図」を設定し、夜に「振り返る」というサイクルを持つことで、脳が常にゴール達成に必要な情報を探し続けるようになる効果があります。
このワークを実際に実践しているのが、世界中にクライアントを持つコーチであり、20カ国以上で実践心理学NLPのトレーニングを行っているティム・ハルボム氏とクリス・ハルボム氏のお二人です。
実際にお二人が実践されている項目に基づき、毎朝ノートに以下の内容を書き出し、夜に振り返ることをやってみましょう。
【ワーク】1日の生産性を最大化する「朝晩の日課」
- 1日のゴール
- 意図の設定(どのような体験をしたいか、どのように過ごしたいか)
- ゴールを手にするための課題、重点課題
- 課題をクリアするために持っているリソース、必要なこと
- 行動計画
- アファメーション(自己暗示の言葉)
- 浮かんだアイデア
これらを毎朝設定し夜に振り返ることで、何もしないで過ごすことに比べて1日がより充実することは簡単に想像できるでしょう。
全ての項目が難しくても、できるところからスタートしてみましょう。
心理学NLPメモ:アファメーションとは
朝晩の日課の中にある「アファメーション」とは、「肯定的な自己暗示」とも呼ばれていて、理想の自分になるために言葉を唱えて自己暗示を掛けることを言います。
- 「理想の姿に徐々に近づいている」
- 「私は目標達成するのに相応しい」
- 「何があってもうまくいく」
など、自分に肯定的な言葉を何度も繰り返して見たり聞いたりすることで、自分自身に健全な「思い込み」を作っていくことができます。
このアファメーションを毎朝の日課にすることで、自分の自己肯定感や自己効力感を高めていく効果があります。
さらに詳しくは、「アファメーションとは?心理学から見る効果とプロ直伝の実践方法」の記事もご覧ください。
NLP受講者の「朝晩の日課」事例:ゴローさんの場合

大手マンション分譲会社に勤めるゴローさんは、NLPで学んだ変化を定着させるために、以下を日課にしています。
- 朝晩の習慣:変化を習慣化させるためのワークとして、「モーニングクエスチョン」と「ビリーフチェンジプログラム」を必ず毎朝晩行っています。
- 日中の習慣:トレーナーの芝氏の雑談から得た気づきなども手帳に書き留め、毎日見て読むことで頭に刷り込んでいます。
ゴローさんはこうした習慣について、「小さなことを毎日こつこつとやるだけなので、負担と感じることは全然ない」と語っています。
かつては「生きる意味がわからない」と考えていたゴローさんですが、現在では毎日が楽しくなり全てのものに感謝できるようになったといいます。
さらに、社畜のような働き方から労働時間を短くできた一方で、社内評価は最高ランクの「S評価」へと跳ね上がったそうです。
さらに詳しくは、「NLPセミナー受講生体験レポート:ゴローさん」の事例をご覧ください。
3-5.【ワーク】成果を出すための「目標達成ワーク」
成果を出すための「目標達成ワーク」は、主にステップ3(行動計画を立てる)からステップ4(実践)にかけて、「今日やるべきこと」を迷いのないレベルまで具体化するためのワークです。
このワークに取り組むことにより、仕事やプライベートの大きな目標を「今、この瞬間の行動」にまで落とし込み、結果を出すためのマインドセットを毎朝整えることができます。
具体的なやり方としては、自分で定めたゴールに向けて必要な要素について、自分で質問票を作成して、毎朝答えを書き出していきます。
以下の質問表は、営業成績が振るわない営業マンが「営業成績を伸ばすことに集中できること」を目的に作成したものです。
ご自身の目的やゴールに合わせて、カスタマイズしてお使いください。
【ワーク】成果を出すための「目標達成ワーク」
- 今日をどんな1日にするか?
- 今月、いくらの売上を出すか?
- 何のためにその結果が必要か?
- その結果を得ることで何を得られるか?
- そのために今日、いくらの売上を出し、何件のアポイントを取るか?
- そのために今日、何件の訪問、何件の電話をするか?
- 最悪の結果は何か?(今月、今週、今日)
- 結果を出すために何が必要か?(その中で鍵となることは何か?)
- 結果を出すために足りないことは何か?
これらを書き出した後に、目標の結果を出した状況をイメージして、さらに紙に書き出します。
その後、ゴール達成を強化できるよう、アファメーション(「私はできる」というような自己暗示の言葉)を10回書きます。
これを出勤前や作業開始前の30分〜1時間ほど集中して行うことで、脳が「結果を出すこと」に完全に集中し、成功の確率を劇的に高めることができます。
NLP受講者の「目標達成ワーク」導入事例:五十嵐康雄さんの場合

研修会社を経営しており人気講師として年間200日登壇実績もある株式会社アイル・キャリア 代表取締役の五十嵐 康雄さんは、目標達成ワークを日常のルーティンとして徹底的に取り入れています。
具体的には、
- 今回紹介した目標達成ワーク(NLPでは「チェイン・プロセス」)
- 1日のパフォーマンスを向上させる「モーニングルーティン」
- ステート(良い状態)を入れる儀式
- アンカーソングを聞く(この音楽を聴くと集中できる、のような条件付け)
を習慣化しており、さらには体を動かす習慣を含め、朝のルーティンに1時間以上を費やしているそうです。
以前は順調に経営を続けながらも「ぬるま湯に漬かっている」「このままではやばい」と危機感を感じていたという五十嵐さん。
NLPを学んで自分の限界値を上げることができ、視野が広く高くなったことを実感しているそうです。
さらに詳しくは、「~ 出版、メディア出演、そして新規事業をスタート!~ NLPを学び「自分の限界値を広げて、次のステージへ!」」の事例をご覧ください。
4.セルフコーチングを成功させる2つのポイント

前章では、現状の制限を外して理想のゴールを描き、具体的な行動へと落とし込むための「実践ワーク」に取り組んでいただきました。
これらのワークを含めたセルフコーチングを一時的な体験で終わらせず継続するには、いかに継続して自分の一部にするかという運用面が重要になります。
そこでここからは、意志の力に頼らずにセルフコーチングで成果を出し続けるためのポイントを解説していきます。
セルフコーチングを成功させる2つのポイント
- セルフコーチングをルーティンとして習慣化する
- 最初に決めた「自分との約束」をかならず守る
どちらも非常に大切なことなので、しっかり読み進めてみてください。
4-1.セルフコーチングをルーティンとして習慣化する
セルフコーチングを成功させるための最大のポイントは、「行動を習慣化して定着させること」にあります。
セルフコーチングを「毎日やる」と決めて、それを「歯磨きと同じレベルの習慣」にまで引き上げれば、意識せずとも継続できるようになります。
なぜならば、脳は一度習慣になったものに対しては「努力」を必要としなくなるからです。
寝る前の歯磨きや、朝起きた後のカーテンを開ける行為に気合いが要らないのと同様に、セルフコーチングが習慣になれば、意志の力に頼らずとも継続することが容易になります。
歯磨きと同様に「やらなければ気持ちが悪い」と思えるくらいセルフコーチングを習慣化するのがポイントです。
また、結果が出る喜びを感じることができれば、さらに続けることができるでしょう。
セルフコーチングを習慣化・定着させるポイント
- セルフコーチングを行う時間を決める(たとえば出勤前のカフェなど)
- 忙しくても1分でもいいので、ゴールと結果の確認だけは必ず続ける
- 歯磨きをするのと同じぐらい、やって当たり前のルーティンにする
もしも忙しくて時間が取れない場合には、とにかく「ゴールと結果を確認する」ことだけでも必ず行うことを徹底しましょう。
これを何年も続けることで、セルフコーチングをしていない人とは大きな違いを生むことに繋がります。
4-2.最初に決めた「自分との約束」をかならず守る
セルフコーチングを成功させるためのポイント2つ目は、自分との約束を守ることです。
セルフコーチングは、「コーチ(伴走する人)」も「クライアント(コーチングを受ける人)」も両方自分なので、「自分との約束を守れるかどうか」が、「セルフコーチングを続けられるか否か」の分岐点とも言えます。
「2-1.ステップ1:結果に全責任を持つと決意する」で覚悟を決めた通り、「自分で全責任を持つ」と決めたのだから、しっかりとセルフコーチングをやり切りましょう。
「今日は忙しくてセルフコーチングの時間が取れない」
「セルフコーチング以外にもっと重要なことがあるから」
「朝まで飲んでいて、セルフコーチングができなかった」
このように「やらない口実」を考えて言い訳にしてしまいがちですが、それでは最初に決めた覚悟を裏切る行為となってしまいます。
どうしてもセルフコーチングの時間が取れない場合は、例えば「リスケは1回まで」などと先に決めておき、自分との約束を守ることを徹底しましょう。
5.セルフコーチングの精度を高めるなら心理学を勉強するのがおすすめ

ここまで、自分自身を導くためのセルフコーチングの手法をお伝えしてきました。
これらを一つずつ実践するだけでも、あなたの日常には確実に変化が訪れるはずです。
もし今回ご紹介した実践的なワークを通じて「自分自身の思考の仕組み」や「心の動かし方」により深い興味が湧いてきたなら、
ぜひ一度、「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれているNLPを体系的に学んでみることもおすすめです。
NLPは「脳の取扱説明書」とも呼ばれる心理学に基づいた技術であり、実は今回ご紹介したワークの多くも、このNLPの考え方がベースになっています。
NLPで学べる/実現・解決できる5つの分野
- 他者とのコミュニケーション(人間関係、信頼関係を構築する)
- 自分とのコミュニケーション(自分の内面の整理と人生の方向性を明確にする)
- トラウマやコンプレックスなど、心理的なマイナス面の解消(結果を妨げるネガティブな足枷を解消する/軽減する)
- セルフイメージの向上(目標達成や問題解決の能力を高める/引き出す)
- 健康の維持・促進(病気に対する心理的なアプローチ)
「5」のみ応用編で学ぶ内容となっています。
独学でのセルフコーチングに「NLP」という一生モノの強力な道具を掛け合わせることで、自分への問いかけの質が深まり、ゴール達成までのスピードを飛躍的に高めることが可能になります。
まずは今回のワークを日々のルーティンとして定着させながら、より本質的に自分をアップデートしたいと感じたタイミングで、体系的な学びの門を叩いてみてください。
その学びは、あなた自身の人生を支える、揺るぎない財産となるはずです。
いきなり本格的なコースに飛び込むのが不安な方も、まずはそのエッセンスを2,200円で体験できる「NLP体験講座」から始めてみてください。

「このままでいいのか不安」「今よりももっと自分を高めたい」という方は、一度NLPの考え方に触れてみてください。勇気を出して一歩踏み出してみましょう。
6.まとめ
ここまでご紹介したように、セルフコーチングに取り組むことで、あなたは「人生の質」や「生活の質」を自分で高めることができるようになるのです。
ですので、ぜひセルフコーチングを、ご自分の人生に取り入れていってください。
近年、コーチングを学ばれる方も増えています。
コーチングのスキルは、セルフコーチングやマネジメントなど幅広く使える一生物のスキルになります。
NLP-JAPANラーニング・センターの提供する、世界権威から直接学べるコーチングの講座は下記からご確認いただけます。
公式サイトはこちらから
NLPプロフェッショナルコーチ認定コース